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ネットコミュニケーション、、、過ぎたるは及ばざるが如し。。。
■ツイッター:菅首相が被害 「なりすまし」もお手軽 利便性の裏側に問題点
◇政治家の日常垣間見られるが
140字以内の「つぶやき」でメッセージを送るツイッター。4日に指名されたばかりの菅直人首相がさっそく被害に遭ったように、手軽さゆえに有名人になりすまして発信される危険性が指摘されている。これまでにも鳩山由紀夫前首相ら複数の国会議員が名前をかたられた。手軽に情報発信ができ、有権者も政治家の日常を垣間見ることができるが、利便性の裏側に問題点も潜んでいる。
政治家のツイッターをまとめて掲載するサイト「ぽりったー」には5日現在、約90人の国会議員を含めて534人の現職議員と元職議員らのツイッターが登録されている。個人で運営するフリープログラマー、入江太一さん(30)=埼玉県和光市=は「鳩山前首相が1月に始めて話題を呼んでから、一気にツイッターをする議員が増えた」と話す。今では1カ月で約50万件のアクセスがあるという。
入江さんは「私自身も元々、政治に明るい方ではなかったが、議員が日常の様子をつぶやくのを読み、今まで感じなかった共感や親近感を覚えるようになった」と話す。
こういった効果に自民党はホームページで、参院選立候補予定者がツイッターを利用しているかどうかを一目で分かるようにした。
一方で、入江さんが頭を悩ますのがなりすましで、議員のツイッターをサイトに登録する際には事務所に連絡するなどして本人確認を行っている。
政治家もなりすまし被害を防ごうとしている。閣僚経験もある大物議員の事務所も4月にツイッターを開始。入江さんが事務所に確認したところ「本人は乗り気でないが、偽物が多いので(本物を)作っておかないと」と話したという。このツイッターは最初に1度つぶやいた後、更新されていないが、この議員を装ったツイッターのページでは、米軍普天間飛行場移設問題などについて書き込まれていた。
菅首相をかたったツイッターは、5日夕までに顔写真まで使っていたページが閉鎖されるなどしたが、同様被害は今後も予想される。参院選で改選を迎える議員の秘書は「無関係な人が『○○に投票を』みたいなことを勝手につぶやいて、ウチがやらせてるんじゃないかといううわさになると困ってしまう」と、不安げな表情で語った。【曽田拓、浅野翔太郎】
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■ことば
◇ツイッター
英語で「つぶやき」という意味。06年に米国で始まったインターネット上の無料サービス。利用者名やメールアドレスなどを登録すると、ネット上に自分のページができ、140字以内の短文が投稿できる。手軽さが魅力で、著名人の利用者も多い。「フォロー」という機能を使えば、特定の人物のつぶやきを自分専用のページに自動的に掲載できる。ネットを利用した選挙運動の解禁に関する与野党の5月の合意でも、なりすましの懸念から自粛対象となった。
[毎日新聞]
Posted by nob : 2010年06月06日 23:34