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妥当な判断、、、日本の原発事故について「科学的には不可能としか思えないことが、実際に起こり得ることが示された」のだから。。。
■ドイツ首相、原発計画の見直しを表明
ベルリン(CNN) 日本の原発が危機的状況に陥っている事態を受け、ドイツのメルケル首相は14日、同国の原発の運用年数を延長する計画について再考すると表明した。
首都ベルリンで記者会見したメルケル首相は、日本の原発事故について「科学的には不可能としか思えないことが、実際に起こり得ることが示された」と語った。
原発の運用年数延長を定めた法律は政府の後押しで成立していたが、メルケル首相はこの延長を3カ月間凍結すると発表。原発の安全基準見直しを指示し、「見直しにおいてタブーがあってはならない」とした。
政府は原発を運営する電力各社と会談し、原発の今後について話し合う方針。
[CNN]
■ドイツ、脱原発政策を再策定へ 3カ月後に結論
【ベルリン=赤川省吾】東日本巨大地震で福島第1原子力発電所が被災したことを受け、ドイツのメルケル首相は14日に緊急会見し、同国の「脱原発政策」を再策定する方針を表明した。「日本での状況は世界に影響を与えた」と語った。国内のすべての原発を再点検し、再生可能エネルギーに代替可能かどうか精査したうえで3カ月後に結論を出すという。
ドイツのシュレーダー前政権は「2021年をめどにすべての原発を停止する」という脱原発政策を掲げた。09年に発足した現在のメルケル政権は原発は新設しないものの、稼働期間を平均で12年間延長する考えだった。
だが今月に予定される州議会選挙では原発政策が最大のテーマに浮上。野党・緑の党や社会民主党(SPD)が「原発廃止」を訴えてメルケル政権と対峙する事態となった。メルケル政権は「原発に依存しすぎ」との批判をかわすため、脱原発の方針を再確認し、稼働期間の延長を当初予定よりも短縮する公算がある。
ただし会見に同席したウェスターウェレ副首相兼外相は「過渡的な措置として原発は使い続ける」とも発言した。すべての原発を即時停止すれば、電力不足になり、周辺国から電力を購入する事態に陥りかねない。
[日本経済新聞]
Posted by nob : 2011年03月15日 13:59