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現実から甚だ乖離した机上の論理。。。(溜息)

■原発事故の発生「100万年に1回」に 規制委が安全目標 

 原子力規制委員会は3日、原発規制の基本方針となる安全目標を大筋で了承した。東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質総量の100分の1を限度とした上で、こうした事故の発生頻度を「100万年に1回」と数値化したのが特徴。安全目標は7月に施行される原発の新規制基準の上位に位置づけられ、今後も順次見直し、項目を追加していく。

 規制委によると、これまでは「原発の安全神話」にとらわれリスク(危険性)はゼロと考えていたものを「原発事故のリスクは残る」と国が初めて認めた。

 田中俊一委員長は会見で、「日本として安全目標を定めることは歴史的にみて大変なこと。今後の安全を向上させるための考え方として位置づけたい」と述べた。

 目標では、事故の程度により発生頻度を3つに区分。米スリーマイル島事故(1979年)のように炉心が損傷する程度の事故を「1万年に1回」▽放射性物質の放出を抑えられるとしても格納容器の機能が喪失した程度の事故を「10万年に1回」▽放射性物質の放出が抑えられない事故を「100万年に1回」-とした。

 放射性物質の抑制目標については、福島の事故で放射性セシウム137が1万テラベクレル放出されたと推定し、その100分の1となる100テラベクレル以下になるようにする。100分の1であれば、長期の避難を余儀なくされる警戒区域などが設けられることはない。こうした数値はカナダやフィンランドなど諸外国でも定めているという。

 具体的にどのように放射性物質を抑えるかは、新規制基準で「フィルター付きベント(排気)設備」の義務化などを規定。基準に目標が反映されるように今後検討していく。

[産経新聞]

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Posted by nob : 2013年04月03日 22:56