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またかい。。。(溜息)

■福島第1原発:3号機で冷却停止 金網設置中に漏電か

 東京電力は5日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が止まり、約3時間後に復旧したと発表した。3月18日に停電が発生したが、その原因となった小動物の侵入対策で、金網を設置中に漏電したのが原因とみられる。収束作業が依然として綱渡りであることを露呈し、今回の手順や管理体制が問われそうだ。

 東電によると、5日午後2時27分ごろ、3号機のプールの冷却装置の停止を確認。付近では当時、4人の作業員が、3月の停電対策として電源関係の設備に小動物が侵入しないよう金網の設置工事を行っていた。工事に使っていた針金が端子に触れたことで地面に電流が流れて漏電、装置が停止した可能性が高いという。

 復旧作業の結果、冷却は午後5時20分に再開。周辺の放射線量に目立った変化はなかった。金網の設置工事は同日始めたばかりで、東電は通電しながらの作業が適切だったかを今後検証する。

 3号機のプールには566体の使用済み核燃料が保管され、冷却が止まった間に水温は0・1度上がった。仮に冷却が再開されない場合でも、保安規定の上限である65度を超えるまで約2週間かかる状態だった。

 3月の停電では、1、3、4号機のプール、共用プールの冷却が止まり、全面復旧までに約29時間かかった。東電は発生から約1時間後に福島県に報告、報道機関へは3時間以上かかり、批判を招いた。こうした反省から、今回は発生約20分後に国と県に報告した。東電は「これを教訓に、同じことをしないよう慎重に対処したい」と陳謝した。

 二見(ふたみ)常夫・東京工業大特任教授は「本来、ネズミが入る恐れのある屋外に仮設の電源設備を置くことはありえない。海水による機器劣化も深刻で、早急に本格施設に切り替えなければ同様のトラブルが発生する」と指摘する。【八田浩輔、中西拓司】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2013年04月05日 21:31