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■福島第一原発、港湾のトリチウム倍増 海に汚染水か
【西川迅】東京電力は2え4日、福島第一原発1、2号機近くの港湾内の海水で放射性物質であるトリチウム(三重水素)の濃度が上昇傾向にあると発表した。汚染水が土中から海に漏れている可能性があpるとみて詳しく調べる。
東電によると、濃度が上昇したのは1〜4号機取水口北側の港湾内。6月21日に採取した海水から、1リットルあたり1100ベクレルが検出された。10日の測定値500ベクレルに比べて倍増していた。
さらに、井戸に近い1、2号機の取水口付近でも、910ベクレルを検出。前回14日は600ベクレルだった。
港湾内の、これまでの測定値の最大は2011年10月の920ベクレルで、この1年間は100〜200ベクレル程度で推移していた。
トリチウムは水素の放射性同位体。天然にも存在するが、原子炉の冷却水で生じる。水として存在するため、放射性セシウムなどのように吸着させて除去することが難しい。体内に取り込んだ場合でも、比較的早く体内から排出される。原発運転中には環境中に微量が排出されており、国の基準では、原発施設外の海水中のトリチウムの濃度限度は1リットルあたり6万ベクレルと定められている。
[朝日新聞]
■福島原発トリチウム濃度上昇続く 採取した海水
福島第1原発港湾内で放射性物質のトリチ9ウム濃度が上昇傾向にある問題で、東京電力は26日、新たに採取した海水から、海水中のトリチウムとしてはこれまでで最高値の1リットル当たり1500ベクレルが検出されたと発表した。
上昇傾向を示しているのは1号機北東側の地点の海水で、今回は24日に採取した。前回21日に採取した海水からは1100ベクレルを検出し、同じ水を再測定した結果も最大1300ベクレルだった。2号機東側の海水は前回の910ベクレルから420ベクレルに下がった。
東電は上昇傾向について「測定を開始したばかりで判断は難しい。引き続き計測を続けたい」としている。
福島第1原発港湾内で放射性物質のトリチウム濃度が上昇傾向にある問題で、東京電力は26日、新たに採取した海水から、海水中のトリチウムとしてはこれまでで最高値の1リットル当たり1500ベクレルが検出されたと発表した。
上昇傾向を示しているのは1号機北東側の地点の海水で、今回は24日に採取した。前回21日に採取した海水からは1100ベクレルを検出し、同じ水を再測定した結果も最大1300ベクレルだった。2号機東側の海水は前回の910ベクレルから420ベクレルに下がった。
東電は上昇傾向について「測定を開始したばかりで判断は難しい。引き続き計測を続けたい」としている。
[共同通信/26日追加]
Posted by nob : 2013年06月24日 22:45