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再稼働を阻止できないのも、、、私たち国民の責任。。。

■再稼働の流れ止まらず−電力9社が株主総会

 原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社は26日、一斉に株主総会を開いた。北陸電力を除く8社では、原発からの撤退など「脱原発」を求める議案が一部の株主から提出されたものの、いずれも否決された。電力各社は原子力規制委員会の新規制基準施行を7月8日に控え、原発の運転に向けた安全審査の申請準備を進めている。停止している原発の再稼働への流れを株主たちが変えることはできなかった。

 9社の中で開催時間が最も長かったのは、関西電力の4時間48分。ただ、昨年より短かった社が目立ち、出席した株主も東京電力が2090人、関電は1269人とともに昨年の半分以下だった。

 東電の総会では、下河辺和彦会長が冒頭、「福島第1原発事故から2年あまり経過した今も、多大な迷惑と心配を掛けて深くおわびする」と陳謝。その上で「福島復興が再生の原点との認識に立ち、事故の責任を全うする。一日も早く経営を立て直したい」と強調した。

 これに対し、一部の株主は福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)と柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の廃止を求める議案を提出。また、大株主の東京都は、発電所ごとに収支状況を公表するなど、経営の透明性を高めるよう提案したが、ともに否決された。

[時事通信]


■電力株主総会:関電の会場前「脱原発を」 株主複雑「値上げ望まないが…」

 原発の稼働停止の影響で電気料金の値上げ実施や検討が進み、政権復帰した自民党が再稼働に前向きな参院選の公約を打ち出すなか、沖縄を除く電力9社の株主総会が26日、開かれた。関西電力の総会には井戸敏三・兵庫県知事ら3首長が出席した一方で、昨年経営陣批判を展開した橋下徹・大阪市長の姿はなかった。会場周辺では市民グループが脱原発を訴え、株主は「原発はない方がいいが、値上げは望ましくない」と揺れる思いを胸に総会に向かった。

 関電の株主総会が開かれている神戸市中央区のワールド記念ホール前では、市民グループなどが株主に「大飯をとめろ 高浜を再稼働するな」と書かれたビラを配った。ビラを配っていた関電OBの株主で同市北区の自営業、関清志さん(64)は「値上げは負担だが、原発事故が起きれば元も子もない。脱原発とクリーンエネルギーへの転換を経営陣に訴えたい」と話した。

 一方、株主で同市東灘区の主婦(74)は「原発がなくなるのが一番だが、値上げに響くなら望ましくない」と複雑な思いを抱く。

 総会に初めて出席し、原発依存度を下げるよう求めた井戸知事は報道陣に「現実的に今の時点で脱原発を主張するのはいかがなものか」と大阪市に疑問を呈した。出席した矢田立郎・神戸市長は「電力の安定供給と安全性の確保について、どう実現させていくかに目を向けたい」と述べた。門川大作・京都市長は「当面の再稼働では新しい安全基準に対応し、世界最高水準の安全性確保を求めたい」と話した。【花澤茂人、豊田将志】

 ◇欠席の橋下市長、改めて関電批判

 橋下徹大阪市長は26日、市役所で記者団に、「使用済み核燃料の問題についても原発依存率を下げることについても株主の意見を無視し、『経営が苦しくなった』というのは言語道断だ。経営陣の資格はない」などと関西電力を批判した。

 市は関電の筆頭株主で、昨年に続き脱原発依存を株主提案した。しかし昨年総会に出席した橋下市長は、今年欠席。橋下市長は「問題点を指摘したのに対処せず、経営責任を問われる」などと関電批判を続け、「方向性を示したので組織対応で十分だ」と欠席理由を説明した。【林由紀子】

 ◇「上関計画白紙に」 祝島・抗議行動、リーダーの遺志継ぎ

 中国電力が株主総会を開いた広島市中区の本社前では、上関原発建設計画に反対する祝島(いわいしま)(山口県上関町)の島民が、今年も抗議の声を上げた。原爆投下翌日に広島で入市被爆し、故郷の祝島で反対運動の先頭に立ってきた酒井キヨ子さんが今年2月6日、87歳で死去。遺志を継いだ島民は「(計画を)何としても白紙にしてもらわにゃならん」と訴えた。

 原爆が落ちた1945年8月6日、酒井さんは祝島にいたが、翌7日、広島の職場に戻ろうとして被爆した。無残な遺体を目にし、救護活動にも携わった。「原発の『核』も原爆と同じ」と、島の対岸に原発構想が浮上した82年当初から反対。島の婦人会長としても反対運動をリードした。

 2009年12月、左肺にがんが見つかったが、「いずれ寿命は来るんじゃから」と治療を拒否。中国電の株主総会にも船とバスを乗り継いで毎年足を運び、抗議活動を続けたが、福島第1原発事故が起きた11年の総会が最後となった。

 この日の株主総会での抗議活動には、島民ら約60人が駆けつけた。雨の中、「上関原発絶対反対」と書かれたのぼりを手に「中電は上関から出て行け」と声を張り上げた。

 「脱原発へ!中電株主行動の会」世話人の木原省治さん(64)は「反対し続けながら亡くなられた方たちの気持ちを背負い、計画の撤回を訴える」と話した。【吉村周平】

[毎日新聞/27日追加]


■高浜原発:福島原発事故後初、MOX国内に

 関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)向けにフランスで製造されたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船が27日、同原発に到着した。東京電力福島第1原発事故後、海外で製造されたMOX燃料が国内の原発に輸送されるのは初めて。

 関電は、7月の原発新規制基準施行後、MOX燃料を使うプルサーマル発電の再開を前提に、速やかに高浜3、4号機の再稼働を国に申請する方針。

 関電は08年、フランスのアレバ社にMOX燃料集合体20体を発注。10年に完成、翌年中の輸送を予定していたが、東日本大震災の影響で延期となっていた。(共同)

[毎日新聞/27日追加]

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Posted by nob : 2013年06月26日 16:56