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まずはすべて一切の薬を絶つことから。。。Vol.4/医師も様々、かかるなら信頼できる医師が見つかるまで探す、、、もしくは自己治療、自ら招いた内的症状は自ら解消できる。。。

その後調子はいかがでしょう。

そろそろ多少気分が上向き始めてくる頃ではないでしょうか。


私が把握しているすべての情報を懇意にしている医師にも伝えて、率直な判断をしてもらったところ、私と同意見抗うつ剤の副作用であろうとのことでした。

うつ病患者は、自分がうつ病である自覚がないか、認めたがらないもの、様々な症状を訴えるそもそもうつ病ではない貴方が、抗うつ剤を飲むからこういうことになると一刀両断の一言、高齢者には睡眠導入剤を出すだけでも慎重を期すのに、抗うつ剤をそれもこんなに大量に出すなんて、同じ医師として信じられないと驚き憤慨していました。

結論から言って、抗うつ剤と睡眠薬を全部やめればすぐに良くなるとのことです。

一番強いパキシルでも、身体から抜けるのにそんな時間はかからないそうです。


貴方のケースは、かつての私と同じ軽いパニック障害に、加齢であちこちに生じてくる物理的な支障をうつ病のせいとの思い込んで、それらを訴える貴方に、医師が安易に薬を処方してしまつたというくらいのところかと思われます。

以前から続いている軽い幻覚も、デパスと睡眠導入剤の副作用でしょうから、このままもう飲まなければ自然に快復していくでしょう。

但し、これらとは関係ないクレストール錠 2、5mとボナロン錠 35mは、骨粗鬆症とコレステロールコントロールのために服用を続けたほうがよいとのことです。


というわけで、まずはこのまま断薬後の様子を見つつ、症状が収まってきたら、いよいよ長期的かつ本質的なストレスコントロールのトレーニングをしていきましょう。


以下参考までにnikkeiBPnetの記事より、

うつ病は軽症のうちに治す! その治療法は?
和田秀樹(わだ・ひでき)
精神科医

現代社会に多いストレッサーへの「三つの対処法」

 体罰を受けた生徒が自殺したという事件があり、体罰をなくそうという声が強まっているし、大阪市の橋下徹市長の毅然とした態度も注目されている。

 いじめ自殺とされる自殺にしても、今回のような体罰にしても、確かに心にダメージや傷を受けることだろう。

 こういうものを精神医学や心理学では、ストレスとか、トラウマと呼ぶことが多い。

精神医学でのトラウマの意味

 トラウマという言葉も日本では日常用語のように使われるようになったが、精神医学の世界では、危うく死ぬとか重傷であるようなレベルの出来事を経験するとか、目撃するとか、直面するとかいう場合に用いることになっている。つまり、ピストル強盗にあうとか、大震災にあうとか、暴力団のような集団にリンチされるとか、あるいは、それを目撃するとかである。

 死ぬ生きるにはそれほどかかわらないかもしれないが(殺すぞと脅す場合も少なくないが)、レイプの場合は、このようなトラウマ的な出来事とみなされるのが通例である。ただ、精神科の世界でも、もう少し軽いレベルでも、たとえば、人前で罵倒されるとか、普通に殴られるとか、そのようなレベルでもトラウマとみなそうと考える人も少なくない。

 一般的には、トラウマのレベルにまでいかない、心のダメージや負荷の場合はストレスと言われる。

 仕事で嫌なことがあって、胃潰瘍になってしまうとか、うつ的になってしまうとかは、ストレス性とかよく言われるわけだ。

トラウマ的出来事とストレッサー

 一般的に、いじめ(これも、殺すぞと脅す悪ガキもいるかもしれない)とか、体罰の場合は、命にかかわるとか、重傷を負うわけではないから、厳密にはストレスを受けることになる。

 さて、ここで用語の混乱が多いので改めて注意しておきたいが、震災であれ、レイプであれ、いじめであれ、体罰であれ、これらそのものがトラウマとかストレスなのではない。こういうものは、「トラウマやストレスを引き起こすもの」と考えられている。

 トラウマを引き起こすものをトラウマ的出来事と呼び、ストレスを引き起こすものをストレッサーと呼ぶ。

 そしてトラウマ的出来事によって、生じた心の傷のことをトラウマと呼ぶし、ストレッサーによって生じた心の主観的なダメージをストレスというのだ。

 ついでに言うと、そのようなトラウマ(心の傷)によって、悪夢を見たり、目の前にフラッシュバックといって、その光景が突然浮かんでくるような、トラウマ的出来事の再体験があり、またトラウマを受けてから、ぼんやりしたり、うつっぽくなったりして、そのくせ後ろでちょっとした物音がしたら激しくビクッとするような、感受性の鈍麻と過敏が入り混じったような精神状態が4週間以上続く場合に、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ぶ。トラウマという心の傷にはいろいろな種類があって、すべてがPTSDであるわけではない。

 殴られて怪我をすることもあれば、しないこともあるように、同じようなトラウマ的出来事を経験した場合でも、トラウマになる場合とならない場合がある。重症のトラウマの後遺症とされるPTSDに関して言えば、レイプなどを受けた人は半数近くがPTSDになるが、震災のような自然災害の場合は5%程度とされている。

善玉ストレスと悪玉ストレス

 さて、何が言いたくて、この話をしたかというと、いわゆるトラウマ的出来事と呼ばれるような命にかかわる体験は、しないに越したことはないし、そのような出来事を体験させる加害者は、犯罪者として処罰される。

 しかし、ストレッサーと呼ばれるものは、世の中にごまんとあるし、なくすことは困難だろう。

 もちろん、職場での嫌がらせやパワハラのように、それをなくす方向を目指すことは否定しない。ただ一方で、ストレッサーがあっても、それを切り抜ける能力はサバイバルのためには不可欠なことである。

 その一つが心を鍛えるということである。

 実は、ストレスには「善玉ストレス」と「悪玉ストレス」というものがある。

 プレッシャーとか叱責のようなストレッサーがある一定のレベルまでは、それを強めていったほうが、その人のパフォーマンスは高まる。ところが、ある一定上のストレッサーをかけると、それが強まるほど、パフォーマンスが落ちてしまう。

 その限界点までのストレスを善玉ストレス、それを超えた強いストレスを悪玉ストレスと呼んでいる。

 要するにプレッシャーをかけることや叱責を与えるようなストレッサーは一概に悪いとは言えないが、限界を超えると逆効果になって、メンタルにも悪いということだ。

ストレッサーに対するものの見方を変える

 ただ、人間というのは、成長したり、鍛えたりしていくうちに、この善玉と悪玉の境界点が変わってくる。たとえば、子供のうちは叱られると泣き出して、パフォーマンスが落ちていたのに、成長するとそのくらいの叱責なら逆に能力が増すということがある。

 いじめを撲滅という考え方もあまりに極端で、子供が小さいころから悪口や仲間外れなどを経験しないで子供時代を過ごすと、そういうものへの耐性ができず、大人になってから、ちょっと組織になじめないとか、ちょっと批判されたくらいで会社をやめてしまうとか、うつになってしまうというようなことになりかねない。

 ただ、現実には、ストレス耐性には個人差があるし、うまく成長する人もしない人もいる。

 そういう場合のストレッサーへの対処にはいくつかの方法が想定される。

 一つは、以前、認知療法という心の治療法を紹介したが、ストレッサーに対するものの見方を変えるということだ。

 怖い上司がいても、その人の怖い面だけでなく、人間的な面も見ることができるようになるとか、あるいは自分をいじめていると考えるのだけでなく、自分を育てるためにやってくれているのかもしれないと思えれば、同じように上司がストレッサーになっていても、主観的なストレスは違ってくるだろう。

「逃げる」という現実的な選択肢

 二つ目は、「逃げる」ことだ。

 今回の体罰を受けて自殺した生徒に置き換えてみると、転校するとか、今回のケースなら体罰のある部活をやめるということだ。

 この事件では、クラブ活動をやめると進級できないなどという制約があるために、「逃げる」ことが困難だったと報じられている。いじめであれ、体罰であれ、嫌がらせであれ、激しい借金の取り立てであれ、それから逃げることができないと思ったときに、人間のストレスは大きくなるし、ひどい場合には絶望して自殺することになる。

 職場のストレスの場合は、休職、配置転換の申し出、転職などが逃げ方ということになるだろう。

 そういうことをするのは、負け犬だとか将来に傷がつくと思うかもしれないが、そこでメンタルをどんどん悪くしていって、仕事の能率がどんどん落ちるほうが、かえって評価が下がるかもしれない。うつ病になったり、最悪、自殺なんてことになれば取り返しはつかない。

 企業の側も昔と比べて、メンタルヘルスに多少は理解を深めてきているし、社員の自殺は職場全体に影響するのでなるべく避けたいのが本音だし、うつ病で急に休職されるより、今具合が悪いから配置を変えてくれというほうがまだ対処できる。これが本音だろう。

 また、企業の理解がないときでも、昔と比べたら、はるかに転職しやすくもなっている。

 「逃げる」ということが考えらえないと、人間の心は追い詰められやすい。

 現実的な解決法として、少なくとも選択肢には入れてほしい。

友人に慰めてもらったり、カウンセリングに行く

 三つ目の解決策が、ストレス体験を共有したり、慰めたりしてもらうことだ。

 社内いじめや嫌がらせ、そのほかのストレッサーがあったとしても、同僚であれ、親友であれ、泣きつける相手がいれば、心のダメージが和らぐのは確かなことだ。

 そういう適当な相手が見つからない人のために、カウンセラーがいると考えていい。

 さらに言うと、欧米で盛んに行われる自殺予防教育の基本は、うつ病など心の病を疑わせるようにその症状を子供にも教え、身近にいるときに、医療やカウンセラーにつなぐようにすることと、友人などから「死にたい」と打ち明けられたら、自分ならどのように対応するかなどを教えることだ。

 自分から行けない場合に、周囲が気づいて、カウンセラーや医者につないでくれることが可能であればそれに越したことはない。逆に、自分の周囲でストレスを感じている人がいて、うつ病のレベルのように見えるなら、それを医者やカウンセラーにつないでいくというのが、この予防教育の趣旨だ。

 さらに、自分がつらいときに、医者やカウンセラーに頼るのは悪いことでも恥ずかしいことでもないと教えていく。それで外国ではかなりの自殺を減らしている。

 実は、日本でも地道なメンタルケアの取り組みで、2012年は15年ぶりに自殺者が3万人を切っている。

 ストレスを感じたら、医者やカウンセラーに頼る、親友に泣きごとを言う、という当たり前の習慣が、ストレスフリーの状態に中々 ならない現代社会での重要なサバイバル術なのだ。

ここから続き

Posted by nob : 2013年09月13日 08:00