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言い得て妙。。。Vol.15
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鳥井謙吾
合同会社FunFanLifework 代表
[AllAbout newsdig]
★絶対に起業に失敗したくない人はコストを最小化してやってみよう
弱点はアゴとジェットコースターです。おはようございます。起業・集客コンサルタントの鳥井です。起業ってのは何かどうしても危ないものだとか、危険が付きまとうみたいに考えられている節がいまだに強いですよね。たくさんのクライアント様からご相談をうけていて、日々それを強く感じています。
そこで今回は、僕がこれまで実践してきた「絶対に失敗したくない時のビジネスの始め方」についてお伝えします。
■コストを最小化した形を考えて実際にやってみる
まずは、自分がやりたいことや、ビジネスとしてやってみたいことがあるなら、それをコストが一番掛からない形で小さく実現する方法がないかを考えましょう。
例えば、「カフェとか飲食店とかを開きたい!」みたいな人ってのは、いまだに結構いたりしますよね。でも、いきなりお店をOPENするのってお金がかかるし、失敗するかもしれないから怖くてできない……なんて状態だとします。
まぁ正直な話、カフェなんて単価とか回転率とか競合性とか色々考えてみても、個人が始めて儲かるイメージが全く湧かないからあんまりオススメしないけど、でもやりたいならやったほうがいいよね。人生は一度きりで、明日死ぬかもしれないんだから。
そういう人は、まずはコストを最小化した形で実際にやってみることをオススメします。例えばカフェでも、いきなり開業してやる必要なんかないですよね。場所や機材はレンタルすればいい。
自分が思っているコンセプトで、実際に一晩だけでもいいからカフェをOPENしてみる。スタッフも知り合いレベルでもいいから調達してみる。目標を決めて、人を集めてみる。そうすると、スターバックスで1年アルバイトするよりも、よっぽどいい経験になる。オーナーとしての、人、モノ、金、情報、時間などの資源を扱う視点が分かるから。
セミナー講師なら会場レンタルしてちょろっと開催してみればいいし、ITベンチャーなら自分でプログラム組んでみてアプリとか販売してみればいい。どんなビジネスも、コストを最小化した形にすれば、実は明日できるようなものばっかりです。
■やってみると、モチベーションの穴が分かる
例えば、カフェをやりたいと思っている人がよくやってしまうのが、「準備資金を貯める」とか、「飲食店で修行する」とか、「不動産の価格を調べる」みたいなこと。うん、もちろん資金も必要だろうし、飲食の経験も必要だろうし、エリアの相場とか価格帯とかを知ることも大切だと想います。
でも、それをいくら事前にやっても、大抵の人は失敗する。なぜかというと、やってみないと分からない細かいことが死ぬほどあるから。そして、その細かいことが自分の興味関心を奪っていき、モチベーションが死ぬ可能性があるから。
例えば、飲食店なんかをOPENしてみると、まずは労務管理で死ぬ。採用がうまくできない、もしくはできたけど辞めていってしまう。もしくはうまく育たなくてイライラする。採用に関して想像以上にコストがかかる。シフトの調整がうまくいかない。辞めた人間と給与に関してもめる。レジからお金を勝手に使ってしまう……その他その他その他……。
なんてことが当たり前に起こる。毎日。で、こういったことはオーナーとして開業をやったことが無い人には分からないし、細かい部分まではリアルに想像ができない。もしかしたら、店内のデコレーションやPOPなんかも自作しなくちゃいけなくなるかもしれない。仕入れや廃棄率のコントロールが予想以上に負担に感じるかもしれない。こういった、自分がイメージしていたのと全く関係ないいわゆる「業務」と呼ばれる部分が大量に、それはもう大量に発生する。
これにやられて、みんなモチベーションが下がってしまう。結果として、「思っていたのと違う」となって撤退する。この業務や雑務を乗り越えてもやりたいことなのかを検討できていない、つまりモチベーションに穴がある状態で、開業して失敗する人が多いです。
だからまずは小さくやってみることで、そのあたりを色々とチェックできます。できれば、継続して定期的に開催してみたらいいですね。それでもモチベーションが続くようならきっと成功しますよ。
■やってみると、顧客の目線になれる
ビジネスで一番大切なのが、顧客目線です。ちゃんとした立派な事業計画書なんかいらないです。顧客目線さえあればビジネスはうまくいく。でも、素人の状態からいきなり開業とかビジネスをスタートさせようとすると、結構この「顧客目線」をイメージできていない人が多い。
「自分がこうしたい」とか、「自分はこれが素敵だと思う」みたいな情熱とか想いが先行して、しっかりした顧客目線を醸成できずにスタートしてしまう。
カフェとか飲食店でも、「気の合う仲間が集まってワイワイできる場所を作りたい」みたいな、もう素人感満載の理念とかイメージのまま開業しちゃう人をたくさん見てきました。他にも、「自分らしい人生を送れる人を増やしたい」みたいな感じで、ライフコーチとかライフプランナーとかやっちゃう。
うん、もちろん情熱は大切なんだけど、人に評価されないとタダの変な人だからさ。人に評価されないと、起業家はホームレスだから。こういう人は、顧客とかマーケット、市場の目線になれていない。「(自分が)こういうのがあったらいいのに」とか、「(自分が)相手にこうなって欲しい」みたいな気持ちのままになってる。
だから、「自分は絶対に必要だと思うんです!こんな風に考えています!」みたいなことをガンガンアピールしてるんだけど、思ったより評価されない。当たり前だけどそれじゃだめで、「相手が本当にそれを欲しがっているのか」が大切ですよね。
熱も大切だよ。想いがないとダメだけど、それだけじゃダメという話。
小さくやってみるとその辺が顕著に分かります。意外と全然評価されないから。お金とってやってみたら分かるよ。少ない金額でもいいから、しっかり課金して定期的に開催してみると、リピート率とかアンケートの結果とかですごくリアルに分かる。
目安ですが、アンケートで「自分にぴったりの内容だった」という声が増えてきたり、同じ開催内容でもリピートしてくれたりする人が現れたら、顧客目線と自分の発信したい内容が刷り合ってきていると思っていい。
そこまでは、コストを最小化した形で、小さくやってみたほうがいいです。何が評価されるのか。自分の方向性は合っているのか。小さくスタートして、顧客の声に耳を澄ませて、調整していくことをオススメします。
■5~6回は開催してみよう
目安ですが、5回とか6回くらいは、不定期でもいいのでコストを最小化した形でやってみることをオススメします。これを経験してから起業・開業するのと、とりあえずで知識や資金を集めただけで起業・開業するのでは、成功率に天と地の差が出ます。
まずはコストを小さい形にできないか。今週末くらいに、企画を練ってみてください。なんかアイデアが湧かないなぁ……と言う人は、僕のメルマガで企画やアイデアの出し方とかも解説しています。参考にして見てください。
この次に大切なのが、「事前にリストを取ること」なんですが、そのあたりについては
絶対に失敗しないビジネスの始め方があるとしたらコレです
(引き続き以下にクリップしてあります)
こちらの記事に書いておきました。参考にしてみてください。あなたのチャレンジを応援してまーす!
★絶対に失敗しないビジネスの始め方があるとしたらコレです
元気があれば何でもできる。おはようございます。起業・集客コンサルタントの鳥井です。
将来的に自分で稼げるようになりたいと思っている人が、起業とか独立とかのリスクを最大限減らして確実に成功するための方法について、先日も
絶対に起業に失敗したくない人はコストを最小化してやってみよう
という記事を書きました。ご好評いただいてありがとうございました。今回はその続きを書きたいと想います。
先日の記事では、まず自分のプランをコストが最小化する形に直してやってみるという手法をお伝えしましたよね。でも、それだけだと足りないものがあって、それが顧客リストです。その辺のお話。
■顧客リストを取得するのに商品なんかいらない
さて、WEBの業界では当たり前なのに、みなさんがあんまり知らないことのダントツ一位が、これかもしれません。つまりですね、ビジネス始める時というのは、普通の人が思ってるのと順番が逆なんですよ。
普通は、ビジネスとか商品とか店舗とか、とにかく何でもいいから「売るもの」や「紹介するもの」が先に存在して、それを販売する先として顧客がいるという認識だと想います。
でも、外さないビジネスのやり方はその逆です。先に顧客(正確には見込み客)が集まっていて、その人達が欲しそうなビジネスや商品を後から考えて作ってるんですよ。
だから、売れる。だって、欲しい人がもう既にいるんだもん。
僕も、僕のクライアント様も、新しく参入したジャンルで実績が無い状態でも、ポンポンと商品が売れるのはこれが理由です。先に欲しい人を集めているから。それに尽きます。
このリリース前に見込み客リストを集めているかが非常に大きな差になります。
■先にリストを集めるってどうやるんじゃい
例えば、先日の記事と同じようにカフェや飲食店をOPENしたいと思っている人がいるとします。でも、色々と資金や準備が……みたいな事を考えて中々実現できないでいる。
そしたら、まずは別の記事で書いたようにコストを最小化してやってみること。それによって、モチベーションの穴と、顧客のニーズを事前に把握する。
そして同時に、OPEN前の期間で見込み客のリストを集めまくりましょう。例えばOPEN前の一年間で、イメージしている店舗と同じようなコンセプトで、イベントなどを定期開催します。規模は最初は小さく初めて、徐々にOPENまでに大きくしていく。そのイベントに来てくれた人は、全て連絡先などを入手してリストにしていきます。例えば、名前とメールアドレスを入力してWEBから申し込むような形にすればいい。
あと、僕だったらメディアのプロなのでブログなどを利用して情報を発信していきます。店舗が無い状態でも、発信できることはたくさんある。例えば定期開催しているイベントの様子などはUPできますよね。他にも、なぜ自分がその店舗をやろうと思っているのかにまつわる過去の話とか。その店舗で提供しようとしているメニューのレシピをこっそり公開するとか。自分がいいなと思う都内のおしゃれカフェの楽しみ方を紹介するとか。
結局は、自分がビジネスで提供しようとしている価値をしっかり把握できていれば、メディアでの集客なんてのはどんなビジネスモデルだろうが、商品がまだ無かろうが関係なく成功する。
この辺はちょっと文章だと説明が難しいので、youtubeとかでも発信していってるので「鳥井謙吾のB型起業人チャンネル」も是非チェックしてもらいたいですが。とにかくそうやって、先に欲しい人を集めちゃうんです。
■必要なのは事業計画書じゃなくて、見込み客リストじゃない?
想像してもらいたいですが、自分が新しく店をOPENした際に、OPENしてから初めてWEBや広告や看板を使って告知や集客を始めるのと、OPENのタイミングで既に自分の店舗に興味があって連絡まで取れる人が5,000人いるのと、どっちが成功しそうですかという話です。
単純です。どんなビジネスモデルでも一緒です。WEBビジネスとか何ビジネスとか、関係ないんですよ。ビジネスは基本、顧客がいれば成立するので。
OPEN前にアホみたいに皮算用の事業計画書を書いている人をたくさん見てきましたが、余程の経験者じゃない限り、計画書通りにいくことなんて無いです。
そんな事に時間を使うヒマがあったら、リストを取ってください。自分がやりたいことや興味のあることを利用して、事前に興味のある人を集める。ブログやソーシャルを利用すれば、月に数十万人にアプローチして、1,000名単位で見込み客リストを作ることが可能なわけです。
うまく自分に直してイメージできない人は「鳥井謙吾のB型起業人チャンネル」で今後も発信しますので、勉強するべし。
■まとめ
まぁつまり、ビジネスは始める前からほぼ決まっているということです。勝負は、始める前に決まってます。
成功するための準備としての、前回の記事と今回の記事でした。
やっぱり、顧客目線に尽きますね。なんだかんだ。
楽しんで、あんまり大げさに考えずにビジネス始めてみてください。以上。
Posted by nob : 2014年01月15日 16:21