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何者でもない、何者にもなりうる自らを全面的に肯定する絶対的価値基準が、他者による客体的価値基準という根源的要因を霧散させる。。。

■当てはまる人は要注意! 「働き過ぎ」のサイン5つ

MakeUseOf:ワーカホリックは深刻な問題です。心疾患や偏頭痛などの症状のほか、どちらかがワーカホリックの夫婦は、その半数以上が離婚に至っているというデータがあります(ワーカホリックの夫婦の離婚率は、そうでない夫婦の3倍)。あなたも同じ運命をたどりたいですか?

米国人の平均就労時間は、1970年代以降増え続けています。仕事を終えるために長く働かざるをえないだけでなく、キャリアのトーテムポールを登りつめるには、他を犠牲にしてでも働く必要がある時代なのです。

仕事中毒の根幹にあるのは、仕事への没頭です。では、ワーカホリックとハードワーカーの違いは何でしょう。ワーカホリックは、スキー場にいても仕事を夢見ている人で、ハードワーカーは、仕事をしながらスキーに行くことを夢見ている人です。
WebMDより

実は、これを書いている筆者は、ワーカホリックです。では、読んでいるあなたはどうでしょう? 以下の5つのサインが1つでも当てはまったら、ワーカホリックかもしれません。私が克服した方法も書いておきますので、当てはまる人は参考にしてください。

非生産性の恐怖

問題点

ふつうの労働者は、できれば仕事から逃げたいと思っているものです。帰宅と同時にテレビにかじりつき、ぼーっとしながら心と体を休めたり、友人と街を歩いて時間を忘れたり。買い物に行くのに、「時間をムダにしている」なんて思うことはありません。

ワーカホリックの場合、そのようなことはほとんどありません。仕事以外に費やす時間はすべて、「非生産的」だと感じてしまうのです。

リラックスしようとすると、病気になってしまう人がいます。2002年にオランダで行われた調査によると、人口の約3%が、この「休暇病」になるそうです。休暇病になると、疲労、筋肉痛、吐き気、それからインフルエンザのような症状が現れます。

また、偏頭痛の3分の1、緊張性の6分の1が、「週末頭痛」だと言われています。
The Wall Street Journalより

仕事をしなかった時間を、仕事に充てることができたかもしれない。ワーカホリックは、その感覚を恐れます。非生産性の恐怖が頭をもたげ、仕事をしていないと不安になってしまうのです。休暇のような楽しいはずの時間でさえ、非生産的でムダな時間だと思えてきます。

解決策

非生産性の恐怖は、どこに行っても何をしていても付きまといます。そこでたとえば、毎日3時間、仕事をしない時間を作るという方法があります。しかし、それだけでは不安が募るばかりでしょう。

そんなときは、マインドフルネスがオススメです。これは、「今この瞬間」に意識を集中させる、瞑想のようなテクニック。「忍耐強さ」「信頼」「頑張らない」のほか、全部で7つの要素があります。

とはいえ、自由な時間を確保して、意識的に仕事から離れることが重要です。「生産性がすべてではない」と受け入れるためには、非生産的な状態に慣れる必要があるのです。

「故意の非生産性」を実践するには、オンラインのリラクゼーションツールや、休憩向けのウェブサイトがオススメです。それに少しのヨガを組み合わせれば、不安は消えずとも、ある程度は解消されるでしょう。

でも、何よりも大切なのが、「自分はリラックスする権利がある」と自分に言い聞かせ、信じること。成功する起業家は、それを知っています。目標を達成したければ、100%の力で休みなく動き続けることはできません。休みがなければ、いつか壊れてしまうのは目に見えているのです。

テクノロジー中毒

家族や友人と一緒にディナーを食べたのはいつですか? レストランでも自宅でもいいので、食卓を囲み、積極的な会話を交わした時間のことです。ほとんどの人は問題ないと思いますが、きっと数人は、iPhoneを見ながら食べたという人がいるはず。

自分でそれに気づいていますか? そうでなければ、あなたはスマホ中毒かもしれません。そのスマホは、あなたの人生をむしばんでいるのです。

ワーカホリックは、テクノロジー中毒に陥りやすいことで有名です。常にメールをチェックしないと気が済まない癖は、プッシュ通知やアクセスの容易化により、このところ増加傾向にあります。テクノロジーのおかげで、上司や同僚、クライアントとのメッセージのやり取りに追われている人がたくさんいるのです。

でも、このような方法での生産性の追求は、健全とはいえません。いえ、生産性を目指すことそのものは健全なのですが、余すことなく生産性を絞り出そうとするのは不健全だと言いたいのです。

解決策

あらゆる中毒に共通することですが、まずは自分が中毒でだと気づくことが必要です。以下の質問が当てはまるなら、スマホ中毒の可能性があるので要注意。
起きてから1時間以内にスマホをチェックしますか?寝る前の1時間以内にスマホをチェックしますか?メールが来た瞬間にチェックする必要はありますか?人と面と向かって話しているときに、スマホを使うことはありますか?1週間スマホを手放せと言われたら、手放すことができると思いますか?

中毒であることがわかったなら、次はスマホの奴隷状態から抜け出しましょう。そのためには、ちょっとした我慢と、家族や友人のサポートが必要です。それさえあれば、すぐに依存症を退治できるはずですから。

テクノロジー中毒のもうひとつの症状が、最新ガジェットがほしくてたまらなくってしまうこと。そんなあなたは、アーリーアダプターだと言えるでしょう。趣味であればいいのですが、そうでない場合、アーリーアダプションは生産性への没頭を意味します。

生産性を目指しすぎると、限度がありません。終わりのない追求を続けているうちに、燃え尽きてしまうのです。制御不能になる前に、生産性への没頭から抜け出しましょう。

新しいプロジェクトを追いかける

問題点

非生産性の恐怖は、さまざまな形で現れます。その中でもいちばんわかりやすいのが、いつでも心の中で計画やリサーチをしていること。フリーランサーであり起業家である私は、常に新しいプロジェクトを求めている状態です。

私がもっとも仕事中毒だったころ、MakeUseOfでの責任と小説執筆、ビデオゲームのコーディング、デジカメアートの勉強を、毎日やりくりしていました。しかも、それだけでは事足りず、もっとたくさんのプロジェクトをやりたくて、アイデアを追い求めていました。

正直に言うと、それらのプロジェクトはすべて、失敗に終わりました(MakeUseOfでのポジションは残りましたが)。時間が足りないばかりか、睡眠不足で効率どころではなかったのです。

でも、こんな事例は世の中にあふれています。ワーカホリックは世界中のあちこちに存在しており、多くの人が、自分の限界を超える仕事を請け負っているにもかかわらず、さらなる仕事を探しています。

解決策

人生を整理することです。これ、言うのは簡単ですが、なかなか実行は難しいものです。

多くの研究で明らかになっているように、効率と生産性の面で、マルチタスクは有害です。注意力が散漫になり、すべてが中途半端になるだけ。また、ストレス、罪悪感、不安のもとにもなります。あなたの脳は、それほどの処理能力を持っていません。

あわただしさの最大の罪は、時間を奪うこと。その時間は返ってきませんし、ダメージは永遠に続くこともあります。

ワーカホリックのエネルギーをもっとうまく使うには、ミニマリズムを身につけましょう。時間とお金の節約になるだけでなく、ストレス解消にもなるはずです。

健康や衛生を無視してしまう

問題点

いろいろなことが面倒になり、健康をおろそかにしてしまうことがあります。運動をせず、食べもせず、眠りもしない人もいます。毎朝カフェインに頼らなければ目を醒ませない人も多いでしょう。

とにかく、座っているのは健康によくありません。さまざまな疾病のもとになるだけでなく、姿勢が悪くなり、コンピューター病も引き起こします。

食生活も重要です。ワーカホリックの多くが、仕事を中断しないために、デスクでランチを食べています。時間も短く、たいてい20分以内に食べ終えます。それどころか、米国人労働者の29%は昼食抜きであるという調査結果も出ています。

さらに、仕事に心を奪われるあまり、不眠症になることもあるのです。

解決策

健康のための時間を、毎日少しは確保しましょう。ハードワークのせいで早死にしてしまったら、たとえその先に成功が待っていたとしても、そこまで到達できませんよ。

何よりも、料理を学びましょう。最初は手間取るかもしれませんが、コツを身につければ、ヘルシーな食事を手早く作れるようになるはずです。ディナーを多めに作って、残りをお弁当にするのがオススメです。

職場では、ランチを抜かないこと。食べる時間を確保しましょう。昼休み中は、仕事のことを考えないように。

睡眠は、毎日決まった時間に取るようにしましょう。それは思ったよりも簡単です。Windows、Linux、iOSの場合は「F.lux」を、 Androidの場合は「Twilight」をインストールして、睡眠を妨げるスクリーンライトを減らします。ホワイトノイズアプリも便利です。毎朝のリフレッシュのための習慣も、最大限に活用しましょう。

最後に、運動は絶対に必要です。最初はシンプルでかまいません。デスクでのエクササイズや簡単な筋トレから始めましょう。調子がよくなってきたら、YouTubeの筋トレチャンネルを見るのもいいでしょう。

仕事に満足できない

問題点

ワーカホリックが仕事をし過ぎてしまうのは、自分の成果に満足できないから。完ぺきの追求にこだわってしまうのです。それ自体は褒められるべきことかもしれませんが、それが人生に悪影響を及ぼし始めたら、褒められることではなくなります。

私がまさにこの状態です。どんなものを生み出しても、たとえそれが1回目の挑戦でも1000回目の挑戦でも、満足できません。そのせいで、いつか誇れるものを生み出すために、日々努力、練習、仕事を続けてしまいます。

もちろん、高い基準を自分に課しながら、ワーカホリックにならないことも可能です。そこに到達するにはどうしたらいいでしょう? その高い水準を保つために学ぶのか、挑戦をやめてしまうのか。前者の方が望ましいでしょう。

解決策

具体的な目標を立てることから始めましょう。長期的に達成したいことは何ですか? そこにたどり着くために、短期的にはどのようなステップを踏めばいいのでしょう? 毎晩、翌日すべきことを考えましょう。その日のタスクを終了したら、それ以上手を出さないこと。目標を達成したのだから、あとは休むことを考えてください。

そのためには、Todoistなどのようなシンプルなタスクアプリや、Googleタスクのようなタスクマネジャーを使うといいでしょう。

ここで大事なのが、結果ではなく、努力に注目すること。結果は質的です。うまく行くこともあれば、行かない日もあるでしょう。一方、努力はやったかやらないかのどちらかです。「やった」と言えるのであれば、それを祝福しましょう。

当然、質の高い結果を出す努力は続けるべきですが、両者の間の微妙な違いは、どこにプライドをかけるかです。インプット(努力)か、アウトプット(結果)か。

診断やいかに?

どうでしたか? あなたはワーカホリックだったでしょうか? 上記の解決策がうまく行かない場合、もっとちゃんとしたセラピーを受けた方がよさそうです。長期的な健康を望むのであれば、仕事中毒とは別れを告げるべきなのです。

たとえ完全なワーカホリックじゃなくとも、モチベーションの焦げ付きや、生産性が原因のストレスにさいなまれることはあるはずです。それらが大きくなる前に、芽のうちに摘んでしまいましょう。

5 Signs That You're Working Too Hard (And How to Fix Them) | makeuseof

Joel Lee(訳:堀込泰三)

[ライフハッカー]

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Posted by nob : 2015年06月13日 16:01