« 原発推進、沖縄普天間、安保法案強行採決etc.、民意に背を向け続け、すべての政策が姑息さに満ちた現政権、、、それを看過し続けるのは、覚悟を持てない私たち国民一人一人。。。 | メイン | いかなる要因と経緯にかかわらず、とちらから宣戦布告しようとも、戦争それ自体が未来永劫にわたり無条件に回避すぺき巨悪の根源。。。 »

一人一人の民意を結集すれば、必ずや流れは変えられる。。。

■<安保法案可決>若者たちが国会前で怒りの声「言うこと聞かせる番だ、俺たちが」

集団的自衛権の行使容認を盛り込んだ安保法案が7月15日、衆議院の平和安全特別委員会で、可決された。この日の夕方から、安保法案に反対する人たちが東京・永田町の国会周辺を埋め尽くした。

集まった人たちが「戦争法案絶対反対」「強行採決徹底糾弾」と怒りの声をあげる中、10代、20代の学生グループ「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)」も声をあげた。

メンバーは国会前に仮設された壇上でマイクを握り、「安倍政権は民主主義を理解していない。徹底してノーといいたい。めっちゃ声だしていきましょう」と呼び掛けると、「イエー」「フー」と声があがった。

若者たちは「自由を守れ」「未来を守れ」「安倍はやめろ」「勝手に決めるな」「言うこと聞かせる番だ、俺たちが」「何か自民党、感じ悪いよね」などと声をあげた。

現場には社会学者の上野千鶴子さんも応援にかけつけ、「国会議員の主人は国民です」と政府の対応を批判した。

政治家も登壇し、共産党の志位和夫委員長は「若いみなさんがこの国の前途を考えていることを頼もしく思っています。安倍政権を倒そうじゃないですか」と呼び掛けた。社民党の吉田忠智党首も「憲法違反であることに変わりはありません。強く抗議していきましょう」と力を込めた。民主党の枝野幸男幹事長も「国民的な大きなうねりをつくってほしい」と語った。

●古賀茂明氏「30万人集まったら、流れが変わる」

デモを訪れていた元経産官僚の古賀茂明氏は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「SEALDsに期待している。国会じゃ数で負けるが、この運動を続けて30万人集まったら、流れを変えることができると思う」と話していた。

精神科医の香山リカさんも取材に対し、「解釈改憲と安保法制は、国民と学問を愚弄している」「若い世代が参加する抗議運動は素晴らしい。この熱気を保ち続けて、来年の参院選に影響があると思わせないといけない」と語っていた。

[弁護士ドットコムニュース]


■「民主主義って何なんだ」 強行採決に抗議、全国で

 この道はどこへ行き着くのか。ヤジと怒号の渦。しかし与党側からも高揚感の見えぬまま、安全保障関連法案が15日、衆院特別委員会で可決された。「民主主義って何なんだ」。抗議の意思を示そうと、人波が国会前へ向かい、その輪は各地に広がった。

 「9条守れ」「安倍政権の暴走とめろ」。

 衆院特別委員会での採決から6時間余り経った午後6時半、日中の暑さが残る国会正門前でこの日4回目の集会が始まった。仕事を終えたサラリーマンや親子連れなど、様々な世代の約2万5千人(主催者発表)が数百メートルにわたって歩道を埋め、声を上げた。

 訴えは午後11時半まで続いた。雨が降るなか、傘もささずにいた京都市の大学院生藤井美保さん(24)は「きょう行かないと後悔すると思って来た。反対の声を国会に届けたかったから」と話した。集会は3度目という大学院生の女性(22)は「きょうの雰囲気はこれまでと全然違う。参加者も増えた」。

 東京都大田区の警備員半沢英雄さん(68)は、40代の娘夫婦と小学生の孫の3世代でやってきた。デモにそろって参加するのは初めて。抗議する人たちの姿を、子や孫たちとともに目に焼き付けたいと、連絡を取り合って駆けつけた。「今まで生きてきた中で、政治が一番危うい。何か行動しなくてはと思った」

 集会は、国会周辺で五月雨式に続いた。午後7時半からは学生団体「SEALDs(シールズ)」が開催。授業後、友人2人を誘って来た都内の大学3年生木村茜(あかね)さん(21)は、「強行採決反対」と書かれたプラカードを掲げ、声を上げ続けた。「大学でも、安倍政権のやり方はおかしいと思っている友人は多い。民意を無視しているようにしか見えない」

 今回の審議を見ていて、次の選挙には必ず行こうと決めた。「若者だって、政治に無関心ではないというメッセージを伝えたい」と話した。

 正門そばの演台では、学者や作家、若者、野党幹部らが代わる代わるマイクを握った。13日の中央公聴会で意見を述べた山口二郎・法政大教授(政治学)は「(公聴会での意見を)その後の審議にどう反映させたのか。政治が劣化し、民主主義が脅かされる。危機感を持って闘い抜く」と訴えた。

 抗議の動きは、各地でも起きた。

 広島市中区の原爆ドーム前。午後2時ごろから、市民ら約130人が「抗議! 戦争法の強行採決を許さん!」という横断幕を掲げて座り込んだ。祖父母が被爆者という会社員石本直(なお)さん(28)=広島市東区=は「戦争は過去のものだと思っていたが、最近は状況が変わってきて怖い」と話した。

 安倍晋三首相の地元、山口県下関市の首相の事務所前では、市民ら約40人が抗議した。神父の林尚志さん(80)は「安倍首相は法案の必要性を国民に説明しきっていない。強行採決はやり方が未熟だ」と批判した。

 熊本市中央区の辛島公園での座り込みに、平村和子さん(44)は3歳の長女を連れ、勇気を出し、参加した。「SNSで法案のことを拡散したり、知人に話したり、できることをしていきたい」。26日は東京・渋谷で開かれるママの会のデモに参加するつもりだという。

[朝日新聞]


■「憲法を壊すな」「廃案へ戦うぞ」  安保法案強行採決 高崎市で抗議集会

 衆院特別委員会で十五日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案が与党単独で強行採決がされたことを受け、市民らによる抗議集会がJR高崎駅前であった。約七十人が「米国の戦争に日本を巻き込む法律で憲法を壊すな」「群馬から廃案に向けて戦うぞ」とシュプレヒコールを上げた。 (川田篤志)

 民主と社民両党、県内労組などでつくる団体「戦争をさせない1000人委員会・群馬」が企画した。強行採決に抗議するチラシ五百枚を駅利用者らに配り、代表者が演説して反対運動への協力を求めた。

 マイクを握った団体共同代表の一人の角田義一元参院議員は「違憲とされる法案を数の力で押し切った」と批判。法案が成立すれば、米国による戦争に日本が加担するリスクが高まると指摘し、「日本が戦争をする直前にあるが、今ならまだ止められる。国民の力によってつぶそう」と声を張り上げた。

 ほかの演説者も「戦後七十年目にして戦争の道に進むことを何としても阻止しないといけない」「県選出の歴代首相が守ってきた専守防衛を破るもの。自衛隊が海外派兵されれば隊員の命を危うくし、日本がテロにさらされる危険が高まる」などと次々と主張した。

[東京新聞]


■<安保法案>54議会、廃案などの意見書可決

 安倍政権が来週中の衆院通過を目指す安全保障関連法案をめぐり、東北6県の県議会と市町村議会のうち少なくとも54議会が、廃案や徹底審議などを求める意見書・請願を6月定例会や臨時会で可決、採択したことが10日、分かった。秋田県議会は唯一、法案の早期成立を求める意見書を可決した。

 東北の各議会の審議状況は表の通り。岩手県議会は8日、都道府県議会で初めて廃案を求める意見書を賛成多数で可決。「集団的自衛権の行使容認が前提であり、武力行使の一体化につながりかねない」と批判した。

 これに対し9日、長崎県議会とともに全国初となる早期成立を求める意見書を可決した秋田県議会は、「切れ目のない安全保障体制を構築する必要がある」との文言を盛り込んだ。

 青森、宮城、山形、福島の4県議会は廃案や徹底審議を求める意見書、請願を審議したが、いずれも否決か継続審査となった。

 市町村議会は6県の計227議会のうち101議会で審議された。青森では県労連提出の意見書を5町村が可決。岩手は10市町が廃案を訴える意見書、3市村が慎重審議を求める意見書を可決した。秋田は3市町が法案反対の意見書を可決、1市は同趣旨の請願が継続審査となった。

 宮城は8市町、山形は7市町が意見書を可決。徹底審議は可決したが、廃案は否決した議会もあり、意見書の内容によって判断は分かれた。福島は17市町村で可決、採択となった。

[河北新報社]


■<女性弁護士>安保関連法案に反対…140人ズラリ大集合

 ◇集会のゲストはこの人、小林節・慶応大名誉教授

 国会審議中の安全保障関連法案に反対する女性弁護士たちが10日、「women Love peace〜集団的自衛権にNO! 女性弁護士101人大集合」(東京の3弁護士会主催)と銘打ち、東京・有楽町で街頭宣伝して「法案は憲法違反だ」と訴えた。

 街頭宣伝に先立ち東京・霞が関の弁護士会館で開かれた集会には、女性弁護士約140人が参加した。ゲスト参加した小林節・慶応大名誉教授は、今回のタイトルのヒントになったディズニーアニメ映画「101匹わんちゃん」での犬たちの活躍を引き合いに、「先生方は訴訟だって勝とうと思ってやっている。負けて言い訳は嫌ですよね。今回は勝ちたいと思います」と呼びかけた。【和田武士】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2015年07月16日 20:04