« 2015年11月 | Home | 2016年01月 »

また旅立つ君へVol.106/創造という自らを探す旅

■夢を追う人が忘れてはいけない5つのこと

 どんな人にでも「なりたい自分」や「理想の人生」があるはず。そこに向かってあくまで突き進むか、諦めて自分の身の丈に合った生活を送るかは人それぞれで、どちらの生き方がいいという問題ではない。
 しかし、もし「○○で日本一になりたい」「××で世界に出たい」という理想像がはっきりとあるならば、それは「身の丈に生き方」を求めるということ。どんな苦労があろうと、その理想の状態に到達するために訓練を続けるほかない。

 では、想像を絶する努力によって「理想の自分」「最高の人生」を実現させてしまった人は、どのように考えて毎日を過ごしてきたのか。
 「世界の誰も作っていない新しいものを作ってやる」という決心のもと、緑内障の原因遺伝子「ミオシリン」を発見、現在は「飲み薬による失明の治療」を目指している医学博士・窪田良さんは「理想の自分」を追い求める生き方を選び、成功を収めたといえる。
 では、さまざまな困難に突き当たりながらも、自分の意思を貫き通せた秘訣はなんなのか? 氏の著書『「なりたい人」になるための41のやり方』(サンマーク出版/刊)を見てみよう。

■限界だと決めつけているものを取っ払う
 夢や目標があっても、心のどこかで「自分では無理だろう」「実現の可能性は低い」と思うことはよくあるが、これでは自分で自分の成長を阻害することになってしまう。
自分で自分にブロックをかけていては、努力を重ねても理想の自分には届かないということだろう。

■他人の目は気にしない
 理想を追い求めるという生き方は、皆がやっていそうで実はほとんど誰もやっていないものだ。だからこそこれを本気でやろうとしたら、その過程で孤立したり、孤独を感じることもある。しかし、それでも「なりたい自分になる」と決めた以上、周囲の人の目など気にしている余裕はないはずだ。

■「あとちょっとの努力」を惜しまない
 努力というと「苦しいもの」だと思われがちだが、自分がどうしてもやりたいことや、自分にとってたまらなく魅力的なものをゴールに据えていれば、その努力は決して苦にならないどころか、ゴールに向かうまでのプロセスを楽しむことができる。
 「あとちょっとの努力」ができるか、というのは「自分が心から欲していることをやれているか」ということなのだ。

■不器用さは努力でカバーするしかない
 同じ努力でも、成果に結びつきやすい人とそうでない人がいる。前者を「要領のいい人」と呼ぶのだろうが、何かを目指すということは「要領のいい人たち」と競っていくということだ。もし自分が不器用な人間だと思うならば、当たり前だが彼らの何倍も努力するしかない。

■一点集中でとことん掘り下げる
 どんな物事に取り組むのであれ、そこには流行がある。ビジネスにもスポーツにも芸術にも、その時々の「流行り」がある一方で、どんな時代にも変わらない本質的な要素もあるはずだ。
 何をやるにしても、その「本質」の部分を把握していないと、流行に流されて目指す自分や理想の人生から逸れていってしまう。

 窪田さんが「世界の誰も作っていない新しいものを作ってやる」という理想の生き方を定めたのは少年時代。その時期に決めた目標を大人になるまで持ち続けて、達成する熱意と根気は並大抵のものではない。しかし、何であれ目標を追うということは窪田さんと同じ生き方を選ぶということ。理想を現実にするために、氏の大事にしてきたことに触れるのは刺激になるはずだ。

[新刊JPニュース]

Posted by nob : 2015年12月31日 15:31

また旅立つ君へVol.105/ポーターレス

境界線は心の中にしかないもので

本当にはどこにもない

Posted by nob : 2015年12月28日 13:07

前回いつかかったのか記憶がないほど久しぶりに風邪をクリスマスプレゼントに、ここぞ体内清掃とばかりに医薬品なしで静養中の雑炊で極度の発汗、人生4度目の失神してしまいました。

■失神

失神(気絶)は、突然起こる短時間の意識の消失です。

*失神は脳の機能が障害を受けると起こります。
*めまいやふらつきが一般的ですが、失神の原因によっては他の症状が出ることもあります。
*失神の原因を突き止めるために、チルト試験や心機能の検査が行われます。
*通常、横になることで意識は戻りますが、基礎疾患の治療が必要になるかもしれません。

失神は、脳に十分な酸素や他の栄養素が供給されないために起こる症状で、普通は一時的な血流量の減少によって生じます。体が血圧の低下を急速に回復できない限り、脳への血流は減少します。

原因

脳の機能が全体的に障害されない限り、意識を失うことはありません。このような障害は、通常は脳への血流量の減少によります。脳への血流量の減少は心疾患が原因で発生することもありますが、より一般的には何らかの原因により心臓に戻る正常な血流が妨げられ、それによって脳(および体の他の部分)への血流が減少することで起こります。まれに、脳底部の血管の疾患によって脳への血流量が減少することがあります。脳疾患であるてんかんによっても意識は失われますが、これは失神とはみなされません。慎重に検査しなければ、患者も医師も失神とてんかんを区別できないことがあります。

心機能の障害: 血圧を正常に保つのに十分な量の血液を心臓が送り出せなくなると、失神することがあります。たとえば、不整脈や心臓弁障害は心臓の機能を損ないます。このような障害がある人は、安静時には問題を感じません。しかし、運動時には失神しそうになったり、実際に失神したりします。これは運動によって体の酸素需要量が増え、それに見合うだけの血液を心臓が送り出せないためです。こうした失神は労作性失神と呼ばれます。このような障害がある人は、運動後に失神することもあります。運動中は心拍数が増えるため、心臓は血圧を適切に維持するのに十分な血液をなんとか送り出すことができますが、運動をやめると心拍数と心拍出量が減り始めます。しかし、運動中に多量の血液を筋肉とやりとりするために拡張していた筋肉内の血管は広がったままです(具体的には、筋肉内の細動脈は筋肉組織へ酸素と栄養素を供給するために拡張したままであり、静脈は運動中に生じた老廃物を取り除くために拡張したままです)。心拍出量の減少と細動脈や静脈の拡張が同時に起こると、血圧が低下して失神します。

肥大型心筋症(心筋症: 肥大型心筋症を参照)と呼ばれる心臓の異常も、運動中に起こる失神の原因となります。大動脈弁の重度の狭窄も同様の影響を及ぼします。これらの疾患は高齢者にも若年者にもみられますが、とりわけ高血圧の人に多くみられます。治療しないと死に至る可能性があります。

血流量の低下: 血液量が減りすぎると失神が起こる場合があります。血液量が低下する主な原因は出血です。その他に、下痢、多量の発汗、水分の摂取不足、多量の排尿(無治療の糖尿病[糖尿病(DM): 糖尿病を参照]やアジソン病[副腎の病気: アジソン病を参照]でみられる一般的な症状)などによる脱水症も原因となります。高齢者では、特に暑い季節や病気のため十分に水分を摂ることが難しい場合などに利尿薬を使用すると、脱水症を起こすことがよくあります(利尿薬は腎臓からの塩分と水分の排出を促し、尿量を増やして体内の体液量を減らします)。

加齢による影響

低血圧は、心臓に影響を及ぼす多くの疾患によって起こります。心疾患の多くは高齢者に一般的にみられるため、高齢者は低血圧になりやすい傾向があります。

心臓発作で心筋が衰えると、送り出すことができる血液の量が減り、低血圧につながります。感染症や心臓弁障害、心臓にダメージを与える薬の使用によっても、心機能は低下することがあります。また、心膜炎では、心臓を包む心膜(心嚢)の中にたまった体液が心臓を圧迫するため、血液を送り出す能力が低下します。

異常に遅い、または異常に速い心拍によって低血圧が起きることもあります。心拍が遅い場合(徐脈)、心臓は十分な量の血液を体に送り出すことができません。また、心房細動などにより心拍が速くなると、拍動の間隔が短くなり心室は血液で満たされず、十分な血液を体に送り出すことができません。

心疾患の治療に用いるカルシウム拮抗薬やアンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、パーキンソン病治療薬などの薬の中にも、血圧を下げるものがあります。

起立性低血圧は、高血圧の治療薬を服用している高齢者に特に多く見られます。高齢者では、排尿時(排尿失神)や食事の後(食後低血圧)に低血圧や意識の消失がみられる傾向もあります。

体は低血圧を予防する多くの機構を持っていますが、高齢者ではこの機構がうまく働かなくなります。

迷走神経への刺激: 首、胸、腸へとつながる迷走神経が刺激されると失神が起こることがあります。迷走神経が刺激されると心拍が遅くなります。またこの刺激により、吐き気、皮膚が冷たく湿っぽくなるなどの症状がみられます。このような失神は、血管迷走神経性(血管運動性)失神と呼ばれます。迷走神経は、痛み、恐怖、血を見たことなどによる不快感、嘔吐、多量の排便、排尿などによって刺激されます。排尿中または排尿直後の失神は、排尿失神と呼ばれます。まれに、食べものを勢いよく飲みこむことで迷走神経が刺激されて失神することもあります。

血流量の減少: 緊張によって、心臓に戻る血液の量が減少した場合にも失神することがあります。せきによる失神(咳嗽失神)は通常、そのような緊張によって起こります。排尿後や排便後の失神の一部は、緊張と迷走神経の刺激が原因です。前立腺肥大のある高齢の男性が、排尿時に膀胱を空にするためにいきむ必要がある場合、この種の失神を起こしやすくなります。重いものを持ち上げたときに起こる失神(重量挙げ失神)は、運動中に十分な呼吸をせずに重いものを持ち上げたり押したりしようとするときの緊張が原因です。

血圧の問題: 急に座ったり立ち上がったりしたときに起こる失神は起立性失神といいます。特に高齢者に多くみられます。起立性失神は起立性低血圧が原因です(低血圧: 起立性低血圧を参照)。起立性低血圧とは、立ち上がったときに重力により脚の静脈に血液がたまって生じる低血圧を、血管の収縮や心拍数の増加などの代償機序によって十分に回復できない状態です。これと似た失神に閲兵場失神があります。閲兵場失神は、暑い日に長時間立ったままでいるために起こります。脚の筋肉を使わないでいると、心臓に血液を戻せなくなります。その結果、脚の静脈内に血液がたまって血圧が低下します。

高齢者では、食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧(低血圧: 食後低血圧を参照)によって失神することがあります。

その他の問題: 不安などによって非常に呼吸が速くなる過呼吸あるいは過換気によっても失神が起こることがあります。この失神は過換気性失神と呼ばれます。過呼吸では、体から大量の二酸化炭素が吐き出されます。二酸化炭素の血中濃度が低下すると、脳内の血管が収縮し、気が遠くなったり失神したりします。

まれに、脳の一部(底部)への血流が突然減少する軽度の脳卒中によって失神が生じます。脳卒中による失神は高齢者でより多くみられます。赤血球の不足(貧血)、肺疾患、血糖値の低下(低血糖)、糖尿病など、他の多くの疾患によって、特に代償機序も損傷した場合には失神が生じます。

特定の薬も失神の原因となります。そのような薬の中には高血圧、狭心症、心不全の治療に使われる薬が多数含まれています。これらの薬を使用する場合は、血圧を下げすぎないように慎重に投与量を調整する必要があります。

症状

特に立っているときには、失神する前にめまいがしたり、ふらついたりします。失神して倒れた後は血圧が上昇しますが、その理由の1つは、横になることで血液が重力に逆らわず脳へと流れるようになり、失神の原因が取り除かれるということです。しかし、あまり急に起き上がると再び失神します。

不整脈による失神は通常、突然始まって突然回復します。場合によっては、失神する直前に動悸を感じることもあります。

血管迷走神経性失神は座っているときや立っているときに起こります。失神する前には、吐き気、脱力感、あくび、視力障害、発汗などがよくみられます。皮膚は冷たく湿っぽくなり、顔色は非常に青白くなり、脈拍が非常に遅くなって失神します。

前兆症状とともに徐々に始まり、同じようにゆっくりと回復していく失神は、血液中の変化、たとえば糖濃度の低下(低血糖)や二酸化炭素濃度の低下(低炭酸ガス血症)などが原因で発生します。低炭酸ガス血症が起こる前にはたいてい、指先や唇の周りにしびれてチクチクするような感覚があります。

診断

失神を起こす原因の中には重大なものも含まれるため、医師は原因の特定を試みます。不整脈や大動脈弁狭窄症などの心疾患は命にかかわります。その他の原因であれば、それほど心配する必要はありません。

症状の特徴から原因が示唆されることもあります。その場に居合わせた人の話も役立ちます。深刻な疾患が懸念されるのは、前兆症状なしに(特に運動時に)発生する失神、息切れや胸痛などを伴う失神、けがにつながる失神、失神した患者に心臓や神経系の検査で異常な所見が認められた場合です。また、何らかの疾患を有するかどうか、処方薬や市販薬を服用しているかどうかも確認する必要があります。

ストレスの多い状況で起こった失神や、吐き気、発汗、冷たく湿っぽい皮膚、蒼白など、血管迷走神経性失神の症状がみられた後で起こる失神は重症ではないことが多く、診断のための検査や治療が必要になることはまれです。

心臓の電気的活動を記録する心電図検査(ECG)により、原因となっている心疾患を検出できることがあります。失神の原因を決定するには連続的な心電図検査が必要となる場合があります。この検査では、電池式の小型の装置(ホルター心電計)を装着します。ホルター心電計は、普通に日常生活を送っているときの心臓の電気的活動を24時間以上記録します(ホルター心電計による心電図の連続記録イラストを参照)。もし、失神と一致して不整脈がみられる場合は、必ずとはいえませんが、不整脈が失神の原因と考えられます。

超音波により心臓の画像を映す心臓超音波検査(心エコー検査—心血管系の病気の診断: 心臓超音波検査(心エコー)とその他の超音波検査を参照)など、その他の検査では、心臓に構造的または機能的な異常があるかどうかを検出できます。血液検査では、低血糖症や貧血の有無がわかります。

てんかんによる意識消失(けいれん性疾患を参照)は、失神とは原因も治療法も異なるため識別が必要です。これら2つを識別するために、脳の電気的活動を記録する脳波検査(EEG)を行うことがあります(脳、脊髄、神経の病気の診断: 脳波検査を参照)。また、てんかんの後は意識消失から回復するのが遅く、意識がもうろうとした状態が少なくとも10分は続きます。

失神の原因であると考えられる障害を特定するため、医師は安全な条件の下で失神発作を再現してみることがあります。たとえば、患者に速く深く呼吸してもらう場合や、心電図検査で心拍を監視しながら頸動脈洞(血圧を監視するセンサーがある内頸動脈の一部)の上を静かに圧迫する場合があります。この圧迫で頸動脈洞内の血圧が一時的に上昇するため、体は全身の血圧が上昇したと思いこみます。頸動脈洞は血圧を下げるように脳へ信号を送り、その結果、意識が遠のいたり失神したりします。

チルト試験(心血管系の病気の診断: チルト試験を参照)は、失神の原因を突き止めるために一般的に行われます。モーターのついた検査台の上に患者をベルトで固定し、その後、検査台をほぼ立っている状態まで傾けます。この位置で最大45分間静止し、血圧と心拍数を連続して監視します。血圧が下がらない場合は、心臓を刺激するイソプロテレノールを投与し、検査を繰り返します。この薬を投与すると検査に反応しやすくなります。

治療

多くの場合、体を水平に寝かせておくことで意識は回復します。脚の位置を高くすると、心臓と脳への血流が増して回復が早くなります。急に起き上がったり、何かに寄りかかったり、直立の姿勢で運ばれたりすると、再び失神する可能性があります。したがって、失神した人は完全に回復するまで寝かせておくべきです。

心拍があまりにも遅い場合は、心拍動を刺激する電子装置、ペースメーカを植え込む手術を行って心拍を適切に調節します(正常な拍動を保つ人工ペースメーカについてイラストを参照)。心拍があまりにも速い場合は、アテノロール、メトプロロールなどのベータ遮断薬(ベータ・ブロッカー)などの薬で心拍を遅くします。心拍が不規則な場合は、正常な律動を回復させるために除細動器を植え込むことがあります(不整脈: 正常な律動の回復を参照)。低血糖や貧血など、その他の原因による失神も治療できます。血液量が非常に少ない場合は点滴で輸液を補給し、心臓弁障害の場合には手術を考慮します。

[メルクマニュアル医学百科]

Posted by nob : 2015年12月28日 12:53

愚かしさの極み、、、正義や誇りの欠片もない。。。

■UPDATE 1-高浜原発の再稼働認める 福井地裁が仮処分覆す 大飯も差止め却下

(住民側弁護団の説明など追加)

[福井市 24日 ロイター] - 関西電力 高浜原発3、4号機の再稼働差し止めを命じた今年4月の仮処分に対する関電からの異議申し立てについて、福井地裁(林潤裁判長)は24日、4月の判断を覆し、関電の主張を認める判断を示した。差し止めを請求した福井県の住民らの弁護団が報道陣に明らかにした。この結果、高浜原発は今冬にも再稼働することがほぼ確実になった。

住民側代理人の河合弘之弁護士によると、福井地裁は今回、原子力規制委員会が定めた新規制基準について「不合理ではない」との判断を示した。今年4月に、樋口英明裁判長(当時)は新規制基準について、「合理性を欠く」として、再稼働差し止めの仮処分の住民請求を認めていた。河合弁護士は、高浜3、4号機について今後、名古屋高裁金沢支部に抗告する考えを示した。

名古屋家裁に異動になった樋口判事の後任として、関電からの異議申し立て審理を担当した林裁判長が樋口氏とは逆の判断を示した。

併せて住民側が差し止め請求をしていた関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)についても請求を却下した。

河合弁護士によると、差し止め請求の却下は、大飯3、4号はまだ原子力規制委の審査で合格判定を受けておらず、再稼働が切迫していないため、差し止めの必要性はないことが理由という。

原発再稼働をめぐっては今年4月に、差し止め仮処分となった高浜3、4号機と、九州電力 川内原発1、2号機の計4基について、2件の司法判断が出ている。川内原発について、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は住民側の差し止め請求を却下。川内原発は今年8月に再稼働した。

<高浜3号、1月下旬にも再稼働へ>

高浜3、4号については原子力規制委が新規制基準に適合していると判定済みで、今月22日までに再稼働に必要な「地元同意」が成立している。大飯3、4号機は原子力規制委の審査が続いている。

裁判所が4月の決定を覆す判断を出したことで、高浜3、4号機が再稼働することはほぼ確実。関電は今月末に3号機の原子炉に燃料を搬入し、来年1月下旬に再稼働させたい考え。4号機は2月下旬の再開を目指している。

福井地裁以外にも、隣接する滋賀県の住民らが大津地裁に運転差し止めの仮処分を申し立てている。住民側の弁護士は、来年3月ごろに判断が出ると予想しており、大津地裁による司法判断は高浜原発の再稼働後になる見通し。

[ロイター]

Posted by nob : 2015年12月24日 17:01

私も同感、、、住むのは都心、遊びは田舎へ。。。

■1都3県のシニア世代4人に1人が「老後は都心部に住みたい」、田舎暮らし希望は1割に満たず

 アルヒ株式会社と株式会社オールアバウトは、1都3県で持ち家(一戸建て、マンション)に住んでいる50代~60代のシニア男女1200名を対象に、現在および今後の住居に関する意識調査を共同で実施した。調査の結果、シニア世代の新築神話はいまだ健在で、老後でも「便利な街に住みたい」意見が多数見られた。人気を集めているエリアは「東京23区南部」と「横浜・川崎エリア」となっている。

 1都3県で持ち家在住の方1200名に対し、現在の住居に満足しているかどうかについて尋ねたところ、全体平均では約8割が満足( “とても満足している”“まあまあ満足している”の合計)と回答。居住年数で比較すると5年未満の方は約9割が満足している一方、40年以上経過すると満足度は6割近くまで減少した。居住年数が長くなるにつれて満足度も減少している。

 現在の住居に満足している理由を聞いたところ、1位は「周辺環境が落ち着いている(55.3%)」になり、「コンビニ・スーパーが近くにある(55.2%)」、「電車・バスなど交通インフラが整っている(54.0%)」が僅差で続いた。シニア世代にとって住宅エリアは、閑静であると同時に、利便性が高いことが重要だと言えそうだ。

 またエリア別に満足理由を比べた場合、東京都と神奈川県が「電車・バスなど交通インフラが整っている」が共に一位となり、千葉県と埼玉県では、「周辺環境が落ち着いている」「コンビニ・スーパーが近くにある」が交通インフラよりも重視される結果になった。

 一方、不満理由も聞いたところ、利便性の悪さではなく、「災害に対して、住宅・土地に不安がある」が一位になり、将来的に起こるリスクを実感している地震に対しての懸念点が浮き彫りになった。エリア別にみた場合でも、1都3県全てで「災害に対して不安がある」が1位になり、関東近県に在住しているシニア世代にとって、地震やそれに伴う津波などの災害は今後の生活の上で一番の心配事だと言えそうだ。なお、埼玉県については、「エリアとしてのステータス・ブランドがない」、「現在の住宅・土地に愛着がない」が他エリアに比べ上位にランクインしている。

 また今後希望する住居形態について尋ねたところ、「新築一戸建て(39.2%)」、「新築マンション(24.7%)」が、「現在の住居をリフォーム(13.8%)」のほか、「中古マンション(8.4%)」、「中古マンションを購入してリフォーム(7.3%)」、「中古一戸建て(6.7%)」を大きく上回った。公益財団法人東日本不動産流通機構のレポートによると、首都圏の中古一戸建て、中古マンションの成約件数が軒並み前年を上回るなど、団塊ジュニア世代を中心にリフォーム・リノベーション市場が盛り上がっているが、ことシニア世代においては新築への思い入れが非常に強いことがわかった。

 老後の居住先として意向が高いエリアを尋ねると、半数が「現状の場所で良い(52.3%)」を選択。次に多かった回答は「都心部に住みたい(26.2%)」となり、「田舎に住みたい(6.2%)」は1割にも満たないことが明らかになった。エリア別に見てみると、東京都における都心志向は強く、他エリアより「都心部に住みたい」が約10ポイント高く出た。なお、神奈川県については現状の場所を好む傾向が他エリアよりも強いと言えるだろう。

 今後の居住先エリアに「都心部」「郊外(1都3県の)」を選んだ人に対して、具体的なエリア名を尋ねたところ、23区内では「世田谷区」が 23.3%と最も多くの支持を集めた。また、世田谷区を中心に品川区、目黒区などの南部エリアに加え、千代田区、文京区、港区、渋谷区といった都心部に近いエリアも上位に入っている。一方で、北部や東部エリアの区は居住意向率が10%を下回るなど、同じ23区内でも人気にバラつきがあることが読み取れる。また、23区外では「横浜・川崎エリア(25.5%)」が群を抜いて高い結果になり、神奈川県在住のシニア世代だけでなく、周辺の住民からも将来の居住先候補として注目を集めていることが明らかになった。

 今回の調査結果について、All About「最新住宅キーワード」ガイドの山本久美子氏は以下のようにコメントしている。

 まず、50代・60代の方が今後希望する住居形態として「新築」志向が強いことに驚きました。シニア世代が住宅を取得するまでの年代は、新築住宅が大量に供給され、マイホームは新築が当然という時代だったので、新築神話が刷り込まれているということもあるでしょう。一方、築30年以上経つと「建て替え」を検討する時期に入ってきます。

 特に、昭和56年6月に改正された建築基準法よりも前、いわゆる旧耐震基準の住宅も多いので、耐震性への課題もあります。築年数が古いほど満足度が下がり、「災害」に対する不安が高いというのも、こうした影響を受けていると考えられるでしょう。古くなった住宅に住み続けるにしても、大がかりなリフォームや建て替えで費用がかかるなら、住み替えて安心を得たいと思うものの、中古を吟味するスタイルに慣れていないので、新築住宅を希望するという構図になっているのかもしれません。

 老後の居住エリアとして、友達もいる住み慣れた地元を離れたくないということはもちろんですが、4人に1人は「都心部」を希望しています。50 代・60代といえば、まだまだ元気です。今後も仕事をしたり、趣味を楽しんだり、ボランティアを始めたりと意外に活動範囲は広がります。どこにいくにも交通アクセスがよく、買い物にも便利な都心部が好まれるのは当然でしょう。シニア世代の中には、専門医のいる大学病院などが多いという理由で、都心部を希望した方もいました。

 老後を考えると、どこにでも徒歩で行ける場所やコンパクトな住まいを検討するとよいと思います。荷物を捨てられない、子どもが泊まる部屋がほしいと考える傾向があるようですが、広い家は価格も高くなりますし、掃除などの手間もかかります。セカンドライフを楽しむためにも、思い切って荷物を処分し、気持ちを切り替えて、身軽な暮らしを心がけてはいかがでしょうか。

 老後は意外に長いものですから、耐震性や省エネ性、バリアフリーなど、快適に暮らせる住宅の基本性能に加え、愛着が持てるエリアで積極的に外に出ていける住まいという観点も重要だと思います。

【調査概要】
・調査日程:2015年8月14日~8月16日
・調査地域:東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県 各300名
・有効回答者数:1200名
・調査方法:インターネットリサーチ
・年代:50代599名、60代601名
・性別:男性600名、女性600名

[@DIME]

Posted by nob : 2015年12月19日 23:35

そのとおり!!!Vol.52

■室井佑月 安倍内閣の支持率アップに「どういうこと?」

 マスコミ各社から世論調査が発表され、安倍晋三内閣の支持率が上昇した。作家の室井佑月氏は、「なぜ」といぶかしがる。

*  *  * 

 共同通信社が11月28、29日に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は48.3%で、10月に行った調査より、3.5ポイントもアップしたようだ。

 なぜだ、なぜなんだ!

 国民の半数以上が反対、8割が説明不足とした安保関連法を押し通し、野党が国民への説明のため臨時国会を開けというのに、逃げ切った。

 安倍政権発足前と比べると、非正規社員が178万人増えて、正社員は56万人も減っている。

 大変だといわれている介護者の報酬は引き下げられた。

 法人税は下げるくせに、消費税は上げる。

 社会保障費は財源が足りないといっつもいっているくせに、防衛費は来年度概算要求で5兆円もつけた。

 低所得者や生活保護受給者が増えた。若年層で世帯収入300万円未満の人の数が問題になっている。無貯金者もかなり増えた。国民の暮らしの大変さがわかるエンゲル係数は、じわじわと上がっている。

 あげてもきりがないぐらいだ。

 少子高齢化が進み、介護離職が問題になっているのに、「一億総活躍社会」。アベノミクスによって雇用は100万人以上増えたと豪語するが、増えたのは非正規社員。

 企業に「賃金上げろ」といいながら、労働改悪を進めている。

 おまけに、ちゃっかり自民党への企業・団体献金は増やしている。

 安倍政権はいってることと、やってることが違う。はじめに国民のための理想があって、それが大変で断念しているわけではない。はじめから国民を騙そうと画策しているようにあたしには見えてしまう。

 たとえば、消費税を上げるにつけ、低年金者には3万円のバラマキをするんだとか。

 それで増えつづける低所得者が今後、浮上できるようになるのだろうか。なんの解決にもならない。ただのその場しのぎだ。

 けど、今回の世論調査の結果を見れば、そういうことで騙される人はたくさんいるみたいだ。

 なにしろマスコミが政権批判をしなくなった。ニュースも新聞も、政権からのリークネタばっか。「アベノミクス新三本の矢」を大々的にニュースにするなら、その前に以前大々的に取り上げた「アベノミクス三本の矢」の総括をしなくてはならないのに。

 確実に多くの国民が貧乏になっていってるんじゃないか。あと、何年くらい我々はのほほんと騙されていられるんだろう。

 2020年、オリンピックまでか。つーか、この国は借金が1054兆円もあるってーのに、まだ使える大箱の施設を壊し、新しい大箱をつぎつぎに建てる。もちろん、それも借金だ。

「どこか狂ってる」「なにかおかしい」。そう思い、変わらぬ今日に不安を覚えるのは、あたしだけじゃないはずだ。と思うけど……安倍政権の支持率は上がっているんだよなぁ。どういうこと?

[週刊朝日]

Posted by nob : 2015年12月19日 23:30

その時は遅かれ早かれ必ず来る。。。

■南海トラフ、超高層揺れ最大6m…長周期地震動

 内閣府の専門家検討会は17日、南海トラフ巨大地震が発生した場合、東京、大阪、名古屋の3大都市圏の超高層ビルが、最大6メートル揺れる可能性があるなどとする予測を初めて公表した。

 検討会は「ビルの揺れは東日本大震災時を上回るだろう」として、ビルの安全対策の徹底を求めた。

 南海トラフの広い範囲で断層がずれ、マグニチュード9級の地震が起きたと想定した。主に高さ100メートル以上の超高層ビルを対象に長周期地震動という特殊な揺れの影響を推計した。

 東京23区では、高さ200~300メートルのビルの最上階が最大2~3メートル揺れる。大阪市住之江区では最大6メートル。揺れの継続時間は、東京23区は3~5分程度だが、大阪市や神戸市では約7分以上の場所もある。

[読売新聞]


■南海トラフ、長周期地震動 超高層、被害見通せず

 内閣府の検討会が17日公表した南海トラフ巨大地震による長周期地震動の予測は、大都市圏の超高層ビルが最大でどの程度揺れるかなどを初めて推計した。だが、過去のデータが不足しているため被害の予測には限界がある。関係省庁やビル会社、住民らには、想定外の事態が起こりうることを見据えた対策が必要だ。

前例少なく対策必要

 「長周期地震動が検討され始めたのは最近。経済的、人的損失がどの程度になるかや、必要な対策までの予測は難しい」。内閣府の検討会委員を務めた古村孝志・東京大教授(地震学)は予測の限界を訴える。南海トラフ地震で国は2012年、最悪の場合は32万人が死亡し、240万棟が倒壊・焼失するとの被害想定を発表したが、今回はこうした推計はしなかった。

 被害予測が難しいのは、参考になる過去の例が少ないからだ。

 大きな長周期地震が発生するのは、マグニチュード(M)7以上で、震源の深さが10〜30キロ程度の浅い場所という条件がある。日本で初めて高さ100メートルを超す「霞が関ビル」が東京都心に建ったのは1968年。その後の地震で長周期地震動による被害が大都市で出たのは、83年の日本海中部地震(M7・7)▽2004年の新潟県中越地震(M6・8)▽11年の東日本大震災(M9・0)−−などで、東日本大震災を除けばいずれも局地的で軽微だった。

 だが、30年以内に70%程度の確率で起こるとされる南海トラフ沿いのM8〜9級地震は、長周期地震動の発生条件に合致する。しかも特に揺れが大きく、時間も長いとされる東京、名古屋、大阪の3大都市圏には超高層ビルが集中する。

 日本建築学会の09年の集計では、高さ60メートル以上の建築物は全国に約2500棟あり、長周期地震動の影響を受けやすい固有周期が2秒以上の建物は約1100棟。うち6割が関東平野に、2割が大阪平野に建っている。その後も、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)、虎ノ門ヒルズ(東京都港区)などの超高層ビルが建設され、国土交通省によると今は3000棟前後あるという。

 ビルの中では、どのようなことが起きるのか。報告書によると、長周期地震動で倒壊することはないが、エレベーターの停止や火災などの恐れがあるという。揺れが長く続けば、中にいる人は避難がなかなかできず、船酔いのような自律神経の失調が起きる恐れもある。揺れ幅が6メートルに達すると、固定していないと部屋の隅から隅へ飛ぶ家具もあり、負傷の危険も高い。

 北村春幸・東京理科大教授(建築構造学)は「想定外の事故も起きかねず、けが人が出た時の救助方法や、中にいる人を帰宅させる順番など、いろいろな面を想定した対策が必要だ」と警戒を促す。

 また、長周期地震動は、ビルの固有周期や築年数、構造などで揺れに差が出るため、必要な備えも一様ではない。久田嘉章・工学院大教授(地震工学)は「高層ビルの管理者は、今回の推計を基に揺れがどの程度かを把握し、設計者と一緒に被害を小さくする方策を考えてほしい」と呼び掛ける。【久野華代】

改修民間任せ 法令基準なし

 日本建築学会の09年の集計では、固有周期2秒以上の建物約1100棟のうち、制振・免震装置があるビルは約半数にとどまった。しかし、11年の東日本大震災などを機に、長周期地震動に備えた改修を進めるビルが増えている。

 70〜80年代に次々と超高層ビルが建った東京・西新宿。74年に完成した新宿三井ビル(地上55階、高さ225メートル)は、東日本大震災で最上階が約2メートル揺れた。所有する三井不動産(東京)は鹿島と共同で開発した制振装置を15年に屋上部へ6基設置した。この装置は、振り子式のおもり(300トン)がビルの揺れと逆方向に揺れることで全体の動きを抑えるもので、室内工事がないためテナントへの影響を軽減でき、眺望を損なわない利点もあった。

 三井不動産の担当者は「テナントのニーズは震災を機に『安全なのは当然。さらに安心感を持ちたい』にまで高まった」と話す。

 森ビル(東京)はソフト面の対策にも力を入れる。03年完成の六本木ヒルズ森タワー(同54階、同238メートル)など所有する都内の11棟で、ビルに設けた地震計からすぐに建物の揺れ幅などを計算し、メールで社員に伝えるシステムを構築し、館内放送などに活用。担当者は「専門家でなくても影響が分かり、迅速な対応につながる」と説明する。

 しかし長周期地震動対策は、現状では構造設計上の基準などが法令で明確に定められておらず、所有者らの判断に委ねられているのが実情だ。ビルの改修を検討しているある会社の担当者は「改修をしようにも統一化された基準や制度がないため、テナントへの影響やコスト面を考え、ためらう部分もある」と漏らす。

 国土交通省は10年末、超高層ビルの設計で、長周期地震動も念頭に置いた構造計算を求める対策案を示し、意見を募っていた。だが、内閣府が長周期地震動の影響予測をすることになり、検討を保留。当面は所有者らに自主対策を促す通知を出していた。今回の報告を踏まえ、基準作りなどを改めて検討する方針だ。

 テナントや住民の対策では、家具などの固定が最重要だ。防災グッズの製作などを手がけるNPO法人プラス・アーツは、行政が勧める強度の高いL字型金具の設置が難しい場合、身の回りにある物で代用する方法を講座などで紹介している。例えば、家具の上に滑り止めシートと段ボールを置いて天井との隙間(すきま)を2センチ以内にし、家具の下にも滑り止めシートを敷くと転倒防止に有効という。【狩野智彦】

[毎日新聞]

Posted by nob : 2015年12月18日 09:53

自ら学び、考え、(治療方法を)決める、、、自らの生を救えるのは自分自身のみ。。。

■“がん治療”偏った考え方に陥らないようにするには?

 今年9月、肝内胆管がんで亡くなった女優の川島なお美さんは、2013年8月に健康診断で腫瘍が見つかり、翌年1月に手術を受けたものの、その後は外科手術や抗がん剤治療を拒否。高濃度ビタミンC濃縮点滴や温熱療法といった代替医療や、金の棒を患部にあててさする「ごしんじょう療法」といった民間療法に取り組んでいたという。
 しかし、代替医療や民間療法は効果を科学的に証明する「エビデンス」が十分ではなく、その治療を選択することに対して懐疑的な意見も飛び交っている。

 書店の「家庭の医学」の棚にいくと、さまざまな人がさまざまな立場から書かれた本が並んでおり、何が一体正しく、何が一体正しくないのか悩ましく感じることもある。

 医師といっても、その専門領域は様々だ。
 例えば、アスコムの『医者は自分や家族ががんになったとき、どんな治療をするのか』は、西洋医療と代替医療を組み合わせた“統合医療”の実践を進める川嶋朗氏が執筆しており、「どんな治療法であっても、それによって健康を損なうリスクがなく、また経済的に余裕があるなら、どんどん試してみてよいのではないか」という私見を表明している。
 川嶋氏は東洋医学や自然医療を専門としている医者であり、その視点に基づいて本が書かれている。そのため、代替医療についての記述は深く、本書では「手を出してはいけない代替医療」についても触れられている。

 がん治療専門医の大場大氏は『東大病院を辞めたから言える「がん」の話』(PHP研究所/刊)の中で、「標準治療」を最善の治療とした上で、「先端医療」や「先進医療」が持つ「ハイグレードな治療」なイメージに対して警鐘を鳴らす。
 がん治療における「標準治療」とは「抗がん剤治療」「放射能治療」「外科手術」のことで、どの先進国であっても通用する推奨レベルの最も高い治療を指す。ところがそうした「標準治療」を否定する主張をする人たちもいる。
 大場氏は、特に“がんもどき理論”を提唱する近藤誠氏の「がん放置療法」に対して厳しい批判を加えながら、メディアを通して「がん治療」が歪んだ形で一般大衆に広まっていることを指摘する。

 「がんの治療」は生命にそのまま直結することであり、どうしても情報はセンセーショナルに広まってしまいがちだ。そこに医療不信が覆いかぶさり、世間はネガティブな情報に敏感になってしまう。
 長尾和宏氏は『抗がん剤が効く人、効かない人』(PHP研究所)の中で、かつて抗がん剤が大嫌いだったが、ここ数年いい薬が開発され、「もしもがんになって、抗がん剤が効くタイプであれば受けてみよう」と思うようになったと述べている。つまり、自分が触れている情報が一体いつのものなのかという視点も必要になってくるのだ。

 「がん治療」にまつわる様々な情報は、私たちの生活の至るところに転がっている。しかし、それぞれ主張することが違うため、どの医師の言うことを信じればいいのか分からず、詐欺まがいの治療法をすすめる人につけこまれる可能性もある。
 しかし、いかなる情報をあさっても「確実」「絶対」はない。メディアが使う「効く」という言葉も、必ずしもそれはイコールとして「治る」ではないだろう。では、そういった不確定な情報ばかりの中でどう判断すればいいのか?

 重要なことは、自分の治療法について医師からじっくり説明を受けた上で、納得のいく決断をすることではないだろうか。セカンドオピニオンを仰ぎつつ、自分にとって適切な方法を選ぶ。戦うのは患者本人なのだから。

 人間はセンセーショナルな言葉に弱い。それに負けないようになるためには、がんについての正しいリテラシーを持つことが大事だろう。さまざまな主張や情報を目に通しながら、納得のいく結論を導き出すことが必要だ。
(新刊JP編集部)

[新刊JPニュース]

Posted by nob : 2015年12月16日 19:07

テキトー快適ライフ、、、何事もしてもしなくてもたいしたことはないことを知ればこそ、したいことをしたいようにできるようになる。。。

■物を捨てる!家事を手放す!「持ちすぎない暮らし」のすすめ

◆「持ちすぎない暮らし」は40代が始めどき!

・人生の「繁忙期」を生きている

40代の暮らしは、とにかくやるべきことがたくさんあって忙しいものです。そして、やることの分だけ物があふれ、やることの分だけ時間が足りなくなっている人も多いでしょう。

結婚して子どもが生まれ、毎日が新しいことだらけの30代までは、いわば模索期でした。何が必要な物なのかも、家事にどれだけ時間をかけてやるべきかも、迷いながらこなしていたと思います。

40代はその模索の時期をすぎて、忙しすぎる時期=繁忙期を生きています。もう「何をどうしたら?」と迷うことはないでしょう。その代わり、「どうやってこなせというの?」と言いたくなるほどの、大量のやるべきこととの格闘が続いているのではないでしょうか。

・「見極める目」ができるとき

でも、だからこそ、40代は物や家事と向き合ういいタイミングです。いらない物は、じょうずに手放してみてください。

家族や家になじんで、自分なりのやり方がわかってきた今だから、必要な物がわかってきたはずです。以前なら、レシピもあれこれ試してみたでしょうが、毎日料理を作り続けてきた今は、得意料理ができてきて、使う調理器具も決まっていますね。

また、忙しい今だから、あれもこれもと欲張りにならず、「これだけできれば上等」と見極める目もできるでしょう。いわば家事に慣れたからこそ、手抜きができるようになるのも、今だからなのです。

そうやって、物や家事をじょうずに手放すと、「あれもこれも、できていない」と自分を責めることもなくなります。「今日もよくがんばった」と納得しながら眠りにつけるような毎日を過ごせるといいですね。

◆物を捨てて得られる3つのこと

1. 今がすごしやすくなる
いうまでもなく、掃除も片づけもしやすくなります。いらない物を追い出すだけで、部屋がすっきり見えますし、いる物だけなら使った物を元に戻すのも楽なのです。その分、家族に「片づけて!」といらだつこともなくなりますね。

2. 自分らしい空間になる
好きなレシピを作る道具、落ち着いて座れる椅子、夫が愛用するクッション......、いる物とは自分や家族が大切にしたい物でもあります。物は、自分や家族が生きる価値観をそのまま表しているのです。だから、自然に「いごこちいいなあ」という空間になるわけです。

3. 物がさらさらと流れ出す
きちんと捨てることで、きちんと入ってくるのが自然の理です。捨てないでため込んでいると、入ってくるべき物も入る余地がなくなります。持っている物の量が多いか少ないかを気にするよりも、使わない物が家のなかで滞っていないかを気にしてみてください。

◆いる家事

家事も「いる」「いらない」を見極めることが大切です。「いる家事」は、"自分と家族の幸せにつながるもの"です。

まず、どこまできちんと家事をすればいいのか?私は、家事の合格ラインは「死なない・病気にならない・近所に迷惑をかけない」だけだと考えています。それ以上は、それぞれの好みにすぎません。

今の時代はいろいろなサービスもあるし家も外も清潔です。今や「ぜったいしなければならない家事」はないのだと言えます。だからこそ、判断基準は自分と家族の幸せです。

(1)しないと自分が気になる家事
洗濯は二日に一回だけど、トイレ掃除は毎日しないと気が済まない人。料理は手作りじゃないと罪悪感があるけど、少々のほこりは気にならない人。家事の好みは人それぞれです。自分にとって大切な家事は何ですか?

(2)しないと家族(とくに夫)が気にする家事
家族にも同じように「自分が気になる家事」があるものだ、と考えてください。そこは取り入れたほうが、みんなが幸せです。

◆いらない家事

「いらない家事」は、あなたの思い込みで必要以上に多くしているかもしれません。一度振り返ってみましょう。

一言でいえば「やっていなくても自分や家族がそう気にしない家事」がいらない家事です。掃除をさぼっていて、ほこりが目に付いたら「掃除してないって言われるんじゃないかしら」と気が咎めますね。けれど、夫や子どもはほこりの存在にも気が付いていないかもしれません。自分だって、家族の目がなければ、気にしないのではないでしょうか。

であれば、「少々のほこりでの掃除機かけ」は「いらない家事」なのかもしれません。つまり、「やらねばならない」と思い込んでいるだけの家事は、けっこうたくさんあるものだ、ということです。思い込みを修正するには、

(1)家族に聞いてみる
いつもは家事の話なんてしないかもしれませんが、あえて話題にしてみましょう。

(2)友だちに聞いてみる
バスタオルを毎日洗う?何日おき?なんて話題でも、意外にもりあがります。

◆暮らしを心地よくするコツ

いらない物を手放した後に暮らしをすっきりと整えるのは、じつはとても簡単です。

(1)自分の暮らしを好きになる
日々の暮らしを愛おしいな、大切にしたいな、と思う気持ちが何よりも原動力になります。

(2)家族との暮らしを好きになる
わずらわしいこともあるけれど、やっぱり家族のために毎日をがんばれるのですから。

(3)手を動かすこと
暮らしは、自分の手を動かすことでさらさらと動きます。それは面倒とも言えるけれど、確実な手ごたえがあることですね。

・片づけの三原則を守る
すっきりした暮らしは、やはり片づけがほどほどにうまくいっているほうが、達成しやすいものです。片づけは、「定位置・定量・捨てる」の三原則に尽きます。戻しやすいところに場所を決め(定位置)、量を増やさないようにして(定量)、きちんと出していく(捨てる)。ちょっと心がけるだけで、物の流れが違ってきます。

・除機頼みをやめてみる
掃除といえば掃除機、という家庭は多いのですが、掃除機はとても重く、コードを差し替えたりしなければならなくて、気合のいる作業です。掃除をもっと気楽に、まめにできるようにするには、はたき・ほうき・ぞうきんといった道具を取り入れてみましょう。掃除道具を手に取るのが気楽だと、意外に掃除は楽しい作業です。

・洗濯のルールを作る
洗濯は、「洗って・干して・取り込んで・片づける」までに1日近くかかる、長い作業です。その分、途中途中がつっかえてしまいがち。とくに取り込んだ洗濯物をたたむまでのあいだが、滞るものです。そのための一時置き場を作って、「さぼっている」と思わないようにするなど、洗濯全体のルールを見直してみましょう。

・料理のハードルを下げる
子どもが小さいころは手作りで、栄養バランスを考えて......とがんばってきたかもしれません。でも、いつも完璧な食卓なんてたいへんです。子どもが育ってくれば、多少、手抜きでも量があれば喜んでくれたりします。買い物や野菜の皮むき、米とぎなどに子どもの手を借りるのも、将来のための仕込みにもなって一石二鳥です。

・タオルにお金をかけてみる
毎日使うタオルが上等で気に入ったものだと、それだけで暮らしにゆとりができます。タオルだけでなく、シーツでもエプロンでもマグカップでも。家族がそれぞれに好きなものを買うだけで、自分のものを大切にするぶん、家族の暮らしにも気持ちが向くのではないでしょうか。

【著者紹介】
辰巳 渚(文筆家、家事塾代表)
2000年に『「捨てる!」技術』(宝島社新書)を刊行以降、ほんとうに豊かに生きるための新しい生活哲学と具体的な暮らし方を提案している。著書に『暮らしを整える44の秘訣』(エクスナレッジ)など多数。

[PHPファミリー]

Posted by nob : 2015年12月11日 14:26

言わずもがな、、、想像力の欠落。。。

■さまようマイナンバー 返送500万通、焦る自治体

 「こんなに多いとは……」。マイナンバー(社会保障・税番号)を個人に知らせる「通知カード」が、全国で500万通も返送されるという異例の事態に、自治体の担当者から悲痛の声が漏れる。今後さらに増える見込みだが、運用開始は年明けに迫っている。

 通知カードは簡易書留で送られ、受取人が不在で、郵便局の保管期間が経過したり、住民票の住所から転居していたりした場合は、各市区町村に返送される。マイナンバーは「転送不要」との扱いで、転居先には転送してもらえない。

 神戸市には9日現在で約6万3千通が返送された。転居先がわかる人には本人確認書類などを郵送してもらい、市役所で確認して通知カードを郵送。郵便局での保管期間が過ぎた人には簡易書留で再送している。今後も増える見込みだ。「1月に食い込んでしまうかも。対応が遅れそうなら、やり方も再検討する」

 すでに約10万通が返送されてきた大阪市。多いときは1日数千通規模で増える。「これからも郵便局での保管期限がすぎた分が返送されてくるので、どこまで増えるかわからない」。区役所の窓口で対応できる時間帯も限られる。「年末も近く、なるべく郵便局での保管期限内に再配達の申し込みをしたり、取りに行ってもらったりしてもらえれば」と担当者は願う。

 高松市の担当者は国から返送率の想定は「5%程度」と聞いていたという。郵便局の配達作業は終了したが、約1万5千通が返送され、実際の返送率は約7%超だった。「ここまで多いとは予想していなかった」と話す。

 東北地方では、東日本大震災の影響も出たとみられる。各県によると、少なくとも宮城県内で約7万5千通、岩手県内では約3万7千通がすでに返送された。宮城県はまだ集計中だが、いずれも沿岸部での割合が高いという。通知カードは転居先に転送ができない「転送不要」のため、仮設住宅などに移った後に住民票を移していないケースが想定されるという。

[朝日新聞]

Posted by nob : 2015年12月11日 14:12

そもそも老後を他者に依存しようとすること自体が大間違い。。。

■本当にいいのは20ヵ所に1ヵ所!
間違えない老人ホームの選び方

上岡榮信・有料老人ホーム入居支援センター理事長に聞く

入所者3人が転落死をしたほか、虐待を受けていた例もあったとして大騒動になった有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。国内1500ヵ所以上の老人ホームを訪問してきた上岡榮信氏に、「正しい老人ホームの選び方」について聞いた。(ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)

「看取りに対応します」は本当か?
老人ホームで死ぬ、という現実

――川崎市の老人ホーム事件は、比較的大手が起こしただけに、業界内でも波紋を呼んだと聞いています。良いホームを選びたいというニーズは多いはずですが、日本の老人ホームは種類も複雑で、何をどう選んだらいいのか、分かりにくいですよね。

 公的施設である「特別養護老人ホーム」や民間の「有料老人ホーム」、最近増えている「サービス付き高齢者向け住宅」、「介護老人保健施設」など、さまざまなくくりがありますが、私はこんなカテゴリー分けはおかしいと思っています。消費者からしたら、何のことか、さっぱり理解できないでしょう。

劣悪な環境の「終の棲家」で苦しむ高齢者は少なくない。老人ホーム選びに失敗しないためには、どんなポイントに気をつけるべきなのだろうか?
 カテゴリーに惑わされるのではなく、「元気なうちに入るのか、それとも要介護状態になってから入るのか」、まず入居希望者は、ここを考える必要があります。

 そして、「死ぬまでいられるのか」、「どんな認知症の状態でも受け入れてもらえるのか」を確認すべきです。たとえば、認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームはたいてい、認知症で徘徊する人は受け入れません。看取りもしません。

――「看取りに対応します」と掲げているホームも増えていますが。

 そこに惑わされてはいけません。看取りを1件でもしたら、「やれます」と答えるホームが多い。年に1人では、やっているうちに入りません。3~4人でも少ないかもしれない。また、ホーム側の体制だけでなく、老衰で静かに死なせてくれるような死生観を持つ、良質な訪問診療の医者と連携をしているかどうかも大切なポイントです。

 入居を希望する側も、自らの死生観を明らかにする必要がありますね。まずは、ホームへの入居のきっかけをどの段階にするのか。どこまでも家庭で、というのは現実問題として難しい。老夫婦2人だけで暮らしていて、気がついたときには1人が倒れ、もう1人が栄養不良でうずくまっていた、というようなケースは後を絶ちません。

 また、後見人を選ぶことも、元気なうちにやっておかなければなりません。最近、悪徳弁護士を後見人に選んでしまい、危うく認知症で精神病院に入れられそうになった方のご家族が相談に来られました。

ハードや現場だけを見てもダメ!
「良いホーム」に必須の条件とは?

――川崎の事件は比較的大手が起こしました。大手は信頼できそうだ、と考えがちだと思いますが、これは間違っているのでしょうか?

 大手の特徴は「最低限、押さえるべきポイントを押さえる」といったところでしょうか。逆に言うと、必要最低限以上の心の通ったサービスは、あまり期待できません。たとえば外出や外食。「居酒屋に行きたい」「夫のお墓参りをしたい」といった細かなニーズに、いちいち対応してくれないのです。しかし、良いホームは、こうした“ワガママ”にもちゃんと応えます。

 また、デイサービスや訪問介護をルーツに持つ大手は多いのですが、1日数時間のサービスと、老人ホーム業はまったく異なります。中には、大手の系列であっても良いサービスを提供しているホームもあるのですが、そうしたところは価格が高めですね。

――やはり現場を実際に訪問して決めるのがベストなんですね。

 もちろんそうです。一般の方々は「施設(ハード)の豪華さ」や「現場スタッフのサービス(ソフト)」あたりに視線が集中するのではないでしょうか?私はホームを評価する際、「ハード2割、ソフト8割」と考えます。特に男性は「ハードが立派だから」「上場している大手が運営しているから」といった理由でホームを決めたがりますが、これはまったく間違っています。

 ではソフトを重要視すればいいのでしょうか。確かに入居者の満足度を作るのは現場です。良いホームは入居者の満足度が高く、家族も安心して預けられる。そうした口コミが広がって行き、CMを打たずとも、いつもほぼ満室――というような好循環になっているものです。しかし、そのためには経営者の姿勢、理念が立派であることが必要不可欠です。

 たとえば、首都圏のあるホームは、経営者の姿勢はイマイチでしたが、現場の施設長がすばらしかったので、ある時期は非常に良い施設でした。しかし、こうしたケースは、転勤や転職などで施設長がいなくなると、途端にダメになるものです。経営者が優れていない限り、長期に渡って入居するに耐えうるレベルの施設にはなりません。

良いホームは経営者が違う!
刑務所のようなホームは経営者も最悪

――では見学訪問の際には、経営者にも面会した方がいいんですね。

 大手では難しいでしょうが、私は基本的には経営者に会うことをお勧めします。私が訪問する際には、2~3時間ほど、みっちり話を聞きます。ビジネスへの情熱や展望はもちろんですが、老人ホーム運営に欠かせない死生観や使命感、加齢への理解と共感、そして宗教観や倫理観、さらには哲学や思想などを評価の対象にして、A~Fまで6段階で格付けをしています。

 もちろん、ホームの施設長の能力や職員(現場)の評価、そしてハード面といった、現場施設評価も行い、点数化します。面白いことに、経営者格付けがA~Bの高評価だった会社は、現場施設の評価もだいたいにおいて高いのです。逆に、経営者格付けがC以下と低いのに、現場施設の点数が高い場合は、先ほども触れたように、「たまたま、今の施設長の能力が高い」だけ。現在の高レベルが永続する可能性は低いでしょう。

 結局、経営者が高い理念と能力を持っていてはじめて、職員にきちんと給料を払い、教育研修を充実させ、さらには公正な人事評価や、やりがいのあるキャリアパス作りが可能になります。介護職は過酷な現場だという認識が広がっていますが、優れた経営者は、生涯働ける環境をきちんと整えているものなのです。

――そんなホームはどのくらいの割合であるのでしょう?

 決して多くありません。だいたい20ヵ所に1ヵ所くらいでしょうか。経営者格付けがCやDの会社のホームの入居者の方に、Aのホームをご紹介して一緒に訪問すると、ご家族よりもまず、入居者ご本人の顔がパッと輝き「私、ここならいいわ」などとおっしゃいます。辛いホームで我慢してこられた方ほど、良いホームは直感で分かるようです。

 経営者格付けがEやFともなると、まるで刑務所のような雰囲気です。こちらもある意味、分かりやすいですね(笑)。判断が難しいのはCあたりでしょうか。見た目は良くて、入居してみて初めて酷いと分かる、といった感じです。

90歳以上の割合が高いと良いホーム!
優良施設の意外な条件

――良いホームには、ほかにどんな特徴があるでしょうか。

 私が多くのホームを訪問して発見したのは、良いホームは「90歳以上の入居者が3割を超える」という事実です。

 というのも、数百万円、数千万円の入居一時金を取るタイプでは、償却し切った頃に「もう85歳にもなられて、病気も増えたから、24時間看護師が常駐していないウチよりも、もっと良い施設を探した方が安心では…」といった具合に、相手の不安感をあおりながら親切を装って、退居・転居を勧めるホームも結構あるのです。

 年を取れば、病気が幾つもあるのは当たり前です。「終身ケア」を謳っているはずなのに、このやり方はおかしいのですが、ここで納得してしまう入居者は意外に多い。

 一方、良いホームは、こんなやり方はしません。もちろん、退去してもらって新しい入居者を募集した方が、ホームは儲かるでしょう。しかし、良いホームは口コミで常にほぼ満室ですから、そんなことをせずともソロバンが合うのです。

 また、介護事故への対応も、良いホームは特徴的です。「なるべく事故のないホーム」を望むのは当然の心理ですが、残念ながら経営者格付けがAであっても、「つまづいて転んでしまった」「職員がほんの少し目を離した隙に、認知症の入居者が、隣の入居者の薬を勝手に飲んだ」というような事故は、やはり起きます。

 しかし、良いホームは、その後が違う。きちんと病院に連れて行って、家族にも報告・謝罪をすることはもちろんですが、家族の方も、「あのホームはいつも、とても良くしてくれている」と分かっていますから、ちょっとやそっとでは訴訟は起きません。

 良いホームは事故やトラブルを隠しません。きちんと記録も取っています。入居前に数回訪問して顔なじみになれば、こちらが求めれば記録をちゃんと見せてくれますから、ぜひトラブル対応についてもヒアリングしてみてください。

うえおか・しげのぶ
1949年愛媛県生まれ。通訳を経て83年から27年間、厚生労働省や全国有料老人ホーム協会、高齢者住宅財団、民間企業などとともに、国内外の高齢者施設を多数訪問した。2010年、一般社団法人・有料老人ホーム入居支援センターを設立。依頼者の「終の棲家」選びを支援している。東京大学市民後見人養成講座の講師を務めるほか、「老人ホーム診断士」資格の立ち上げを準備中。著書に「絶対に失敗しない優良老人ホームの選び方」(河出書房新社)

[DIAMOND online]

Posted by nob : 2015年12月11日 13:28

ナイスアイディア、、、賃貸版も開設してほしい。。。

■「空き家売ります」掲示板サイト『家いちば』をオープン、エアリーフロー

不動産コンサルタントである藤木哲也氏が運営する株式会社エアリーフローは、2015年10月11日、空き家の掲示板サイト「家いちば」をオープンした。
同サイトは、売りたい空き家がある人がサイト上に物件の投稿をして、サイトを閲覧した人がその物件を買いたいと思ったら、売り手と直接交渉をすることができる、というサービスである。

※商談成立後に指定の宅地建物取引業免許会社に媒介業務を依頼いただき、所定の手数料をお支払いただきます

「家いちば」の特徴は、売りたいと思った人が気軽に掲載できる点にある。また、掲載にあたっての基準などを設けずに、投稿のハードルを低くすることで、全国に眠っている空き家を市場の目に触れさせ、既存建物の流通を活性化させることを目的としている。

「家いちば」でできること
・いつでも思いついた時に、気軽に掲載可能
・売り出し価格が決まっていなくても掲載可
・自分の不動産でなくても(親や親戚の所有でも)掲載可(※ただし本人の許可は必要)
・掲載にあたっての基準はなくどんな場所、どんな物件でも掲載可
・家の中が片付いていない、などすぐに売れない状態でも掲載可
・売ろうと決めたわけではない、金額次第で売ってもいいという場合でも掲載可

「家いちば」で扱う空き家の特徴
1 価格が安い物件
2 売りにくい物件
3 売ることを急いでいない物件
4 築年数が極端に古い物件

また、買い手の不安解消のために、商談開始から契約・引き渡しまでの間に「空き家取引きサポーター」として、宅地建物取引士、建物診断士(インスペクター)、地盤調査、鑑定士などが土地・建物の状態を専門家の視点でサポートする予定だ。

ニュース情報元:家いちば 

[SUUMOジャーナル]

Posted by nob : 2015年12月10日 13:09

解りやすい。。。

■知っておこう!がんの基礎知識

がんを治すなら早期発見

がんは、正常な細胞のブレーキが壊れ、増殖し続けるようになったものです。私たちはもともとがんになりやすい遺伝子と、がん抑制遺伝子を持っています。生活習慣の改善で、ある程度、がん遺伝子を活性化させないようにできることがわかっています。

◆ 悪性腫瘍は脳、内臓、皮膚、骨、筋肉、血液など、からだのあらゆるところに発生します。医学的には、悪性腫瘍のうち「がん」は内臓の粘膜や皮膚などの上皮細胞というところに発生するものを指します。一方、「肉腫」と呼ばれるものもあり、骨や筋肉など、上皮細胞ではないところに発生し、非上皮性悪性腫瘍とも呼ばれます。骨肉腫や軟部肉腫、また白血病なども含まれます。ここでは、悪性腫瘍全体を指して、「がん」といいます。

◆ 私たちの細胞は必要に応じて増殖し、必要数に到達したら増殖をやめるようにプログラミングされています。しかし、なんらかの誘因でこのプログラムが障害され、細胞の増殖が止まらなくなってしまうのががんです。がん細胞は遺伝子の変異を続け、性質を変化させ、さらに広がって増殖を加速させるようになります。

◆正常な遺伝子ががん遺伝子になる可能性のあるものを「がん原遺伝子」と呼びます。一方、細胞の増殖を抑制し、遺伝子に生じた傷を修復する、いわばがん化を防ぐものもあり、これは「がん抑制遺伝子」と呼ばれます。

◆ がん原遺伝子ががん遺伝子になってがんを発生させるには、進行の速いがんを除いて、5年以上、10年単位の時間が必要です。がん遺伝子が発生しても、がん抑制遺伝子や自己免疫の働きで、がん遺伝子を消滅させて増殖を食い止めることも可能です。体内では目に見えない攻防が日々繰り広げられているといってもいいでしょう。

◆がんの発生・進行にかかわるリスク要因は、
①喫煙(ほぼすべてのがん)
②肥満(食道がん、結腸がん、乳がん、腎臓がんなど)
③過度の飲酒(口腔がん、咽頭・喉頭がん、食道がん、肝がんなど)
④運動不足(結腸がん)
などです。また、紫外線が皮膚がんの原因になり、放射線や化学物質などもさまざまながんの発生に関与しています。

◆ 一般的に早期発見のがんほうが標準治療が確立され、治療法の選択肢も多いので、仕事や家庭など、事情に合わせた治療法を選ぶこともできます。もっとも進行の速いがんの場合、健診と健診の間にがんが発生して大きくなっているようなケースもありますが、統計的な頻度としてはそれほど多くないといえるでしょう。

◆がん発生機序の解明や抗がん剤をはじめ治療法の開発は日進月歩です。治療だけでなく、予防という観点でも調査・研究が進んでいます。医療を受ける側からも、2人に1人の発症リスクをしっかりと受け止めて、がんを予防するヘルスケアに努めたいものです。

(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳)

[ケータイ家庭の医学SP]

Posted by nob : 2015年12月10日 13:00

なるほど、、、でも私は炊きたてごはんを美味しくいただきます。。。

■カロリーを60%カット!ココナッツオイルごはんがスゴイ!

最近、巷でブームを巻き起こしている「冷やごはんダイエット」。
お米に含まれるでんぷん質は、冷やすことでレジスタント(消化されない)スターチ(でんぷん)に変わります。これは、その特性をいかしたダイエット方法です。

温かいままだと吸収されやすいお米も、レジスタントスターチに変わった冷えたお米を食べることで、小腸で吸収を抑えて、大腸まで届かせることができます。
つまり、お米を我慢することなく、血糖値の上昇を抑制し、摂取カロリーを制限することができるというわけですね。おまけに、便秘の改善効果も大!

ですが……

「寒い季節に冷えたごはんなんて食べたくない!」
「そもそも、まずい!」

なーんて声がチラホラ……。

女性は“冷え”の悩みを抱えた人も多いので、「冷やごはんダイエット」は、どちらかというと筋肉質の男性におすすめのダイエット法といえるみたいです。

そこで今回、筆者が女性に強くおすすめしたいのが「ほかほか☆ココナッツオイルごはんダイエット」なんです!

■冷えごはんと同等の効果がある「ココナッツオイルごはん」

これまで、レジスタントスターチの効果は、冷えたお米でないと発揮されないといわれていました。
ですが、アメリカ化学会で行われたスリランカのコロンボ大学のサットヘア・ジェームズ氏の最新の研究発表によると、ココナッツオイルを使用して炊いたお米は、再加熱しても同等の効果が得られることがわかったとのこと。

さらに、ココナッツオイルを入れたお米は、通常よりも、レジスタントスターチが10倍増加。これ、カロリーに換算すると50〜60%ものカットになるんだそうです!

というわけで、さっそくココナッツオイルごはんを作ってみましょう!

【ココナッツオイルごはんのつくり方】

【材料】
米……1カップ
熱した湯……200ml
エクストラバージンココナッツオイル……小さじ2

1 鍋もしくは炊飯器に米と湯を入れる
2 ココナッツオイルをくわえてよく混ぜる
3 炊飯する
4 冷蔵庫で12時間冷やす

食べる際は、電子レンジで加熱すればOK!

ココナッツオイルごはんは、ほんのりとココナッツの香りがするので、カレーなどにもよくあいそう……。ごはん好きにはたまりません〜。ココナッツオイルの香りが苦手という人は、香りカットのココナッツオイルを使ってくださいね。

塗ってよし、食べてよしの万能のココナッツオイルを使ったごはんで、空腹知らずに美ボディGET!みなさんも是非、試してみてはいかがでしょうか。

YUE
YUEビューティ&ライフコラムニスト
渋谷生まれ渋谷育ち。モデル、アパレル会社、編集プロダクション勤務を経てライターに。10キロの体重増減を繰り返した体験によりダイエット、美容に対する探求心が旺盛。美容ニュースやムック本等で執筆中。

[GODMake]

Posted by nob : 2015年12月07日 10:53

そもそも男はヨセフ、、、内緒にしなければ何ら問題にもならないのに。。。

■妻が産んだ子が自分の種でなくても育てる聖人『ヨセフ男子』が急増

喜多嶋舞さんと大沢樹生さんの元夫婦の子供が実子でなかったことが、先日から大きな話題となっていた。

それに伴って通称『托卵女子』と呼ばれる、夫以外の男性と作った子供を夫に育てさせている女性も話題に。調査によると約1割の人が知人に『托卵女子』を持っているというデータが明らかとなった。

托卵女子の女性に話を聞くと「托卵は女性の本能」ということだが、世の中の男性はもし娘や息子が本当は自分とのあいだにできた子供でなかったらどう思うのだろうか?

■2割の男性が自分との子供でなくても育てるという結果に
気になったので調査ツール「マインドソナー」で『かわいければじつは自分との子供でないことを妻が黙っていても育てられると思うか』について男性にアンケートを取ったところ、衝撃的な結果が返ってきた!

なんと210名中45名、2割を超える男性が、子供がかわいければ自分との子供でなくても育てられるというのだ。 世の中の男性は心がひろいなぁ…。

記者の感覚では1割に満たない数しか許せる人はいないと思ったのだが、これは想像以上に多い割合。この結果について自称托卵女子候補の、こうの鳥子(仮名・50代)さんに話を聞いたところ、以下のコメントを頂くことができた。

■托卵女子のコメント
「2割ですか。私は3割から5割ぐらいが許せると思っていましたが、ちょっと少ないですね。それでもバブル期の男尊女卑社会から比べると、男性のレディファースト的意識も向上してきたのではないかと思います。

托卵女子のあいだで托卵を許せる男性は、妻のマリアが自分との子供ではない神の子を妊娠しても立派に育て上げた聖人・ナザレのヨセフの名前を取り、通称『ヨセフ男子』と敬意を払って呼んでいるんですよ。

カトリック教会では、労働者を守護する聖人の名を冠したヨセフ男子は、まさに妻と子供、最終的には日本のために自分を捨てて労働するまさに聖人と言っても過言ではないのではないでしょうか。

私たちのような女性がイケメンの子を宿しても許してくれるヨセフ男子がもっと増えてくれればいいですね。いつもはブサメンだキモメンだとさげすまれているヨセフ男子ですが、托卵女子と結婚すれば癒しを与えてあげられるんですから。

え、ヨセフはキリスト以外にもマリアと子供を作ったじゃないかって? いやいや、私は聖母マリアのように甘くはないんですよ。キモメンと子作りなんて無理! アンタも自分の顔を鏡で見てから物を言ってくださいね」

ということであった。なんだか最後に関係ないところでキツいことを言われてしまった気がするが、こういった気が強い女性が増えて相対的に男性が優しくなったことで、通称『ヨセフ男子』が増えたのだろうか?

最近は草食男子なども話題になっていたが、数年後には女尊男卑社会がさらに進んでいるのかもしれない。恐ろしいことである。

(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)

[NEWSポストセブン]

Posted by nob : 2015年12月07日 10:45

言い得て妙。。。Vol.28/歩き始め歩き続けていく先に見えてくる景色。。。

■「怠け者になりなさい」 故水木しげるさん「幸福の七か条」

「あきらめと一緒に生きるのが、幸せの原則ですよ」──。生前、口癖のようにそう言っていた。11月30日、漫画家の水木しげるさん(享年93)が東京都内の病院で亡くなった。多臓器不全で眠るように逝ったという。

 93年間の生涯は、激動の一言だった。鳥取県境港市出身の水木さんは、学校の勉強はからきしダメだが、昆虫採集や紙相撲、海藻収集など好きなことには何時間でも夢中になれる少年だった。

 小学校時代、地元の祈祷師「のんのんばあ」から聞かされた妖怪の話で、彼の人生が決まった。霊魂や妖怪の研究に明け暮れるようになった水木さんは、高等小学校卒業後、大阪で働きながら漫画家を目指すが、21才の時、太平洋戦争でラバウルに出征。米軍の爆弾で左腕を吹き飛ばされた。

「終戦後に帰国し、片腕で懸命に漫画を描き始めましたが、なかなかヒット作に恵まれなかった。40才を過ぎるまで、妻の布枝さんと赤貧の生活に耐えたのです」(出版関係者)

 1960年、『週刊少年マガジン』で連載を始めた『ゲゲゲの鬼太郎』が大ヒット。以後、妖怪や戦争体験を描いた作品を発表し続け、2010年には布枝さんの書いたエッセイ「ゲゲゲの女房」がNHK連続テレビ小説として映像化された。

 水木さんの知人によれば、晩年の彼は穏やかで、死を恐れず、達観していたという。

「水木さんはよくこう言っていたんです。“自分自身が自分を運転してるわけじゃない”って。この世には見えない力があって、それに引っ張られて生きていけばいいんだと」(水木さんの知人)

 物欲もなく質素で、精神の充足を大切にしていた。「金があると邪心が生まれ、見えない力が逃げていく」。そう言って、若者には貧乏生活をすすめていたという。そんな水木さんは生前、『幸福の七か条』をまとめていた。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 「好き」の力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。

[NEWSポストセブン]

Posted by nob : 2015年12月07日 10:36

好きになるに一秒もいらない、、、時間をかけてよく知ることで愛せるようになるのは自分自身だけ。。。

■石原さとみ「一目惚れしかない」恋愛観が話題に

 女優の石原さとみが、月9ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)の共演者と共に、11月30日に同局で放送された「SMAP×SMAP」に出演。「一目惚れしかない」という恋愛観を告白し、話題になっている。

 この日は石原をはじめ、山下智久、紗栄子、中村アン、速水もこみちらキャストがそろって「ビストロSMAP」に出演。モテ期が到来した英会話教師の女性(石原)と、彼女に恋をしたイケメン僧侶(山下)が繰り広げる恋愛模様を描いたドラマにちなみ、番組では出演者たちが恋愛にまつわる本音トークを披露した。

 「一目惚れをするか、しないか」というお題を振られた石原は、迷うことなく「一目惚れしかないです」と回答。司会の中居正広や観客から驚きの声が上がるも、本人は「え、何?」とその反応に戸惑った様子で、「だからなかなか人を好きにならないんです」と明かした。さらに「(第一印象では)わかんなくない? 裏切られない?」と中居から興味津々に尋ねられると、「一瞬でわかります。絶対裏切られないです」と断言した。

 また、紗栄子も「わたしは一目惚れというか、初めて会ったときに『この人のこと好きになるな』とか『付き合うんだろうな』とわかります」と話し、会っているうちに「やっぱりこの人違うな」ということも「ないですね」という。そんな女性陣二人の恋愛観に中居は「その第六感みたいな嗅覚すごいな」と感心しきりだった。

 放送終了後、ネット上では「石原さとみが一目惚れって、どんな男前なんや?」「ってことは…俺も会ってみないと 分かんないっちゅーことか」「石原さとみに一目惚れされるぐらいのイケメンに生まれ変わりたい」などと反響を呼んでいる。(編集部・中山雄一朗)

[シネマトゥデイ]

Posted by nob : 2015年12月02日 11:33